このお話は(作品紹介) 子供の頃から一貫して「集団」というものに属することができずにいた犬神君。 進学した大学ではサークル探しなどに頑張ってみるも、やはり居場所を見つけられず、唯一見つけた安息の場所は木の洞(ウロ)。そんな犬神君がふとしたことから、演劇研究会、略して“劇研”に入ることになり、初めての仲間・居場所を見つけて──。 ……で、めでたしめでたしではなく、初舞台となった軽演劇(コント)では突然舞台上でアドリブで次々と先輩を惨殺していくなど、役者として思わぬ狂気を見せ始める! そんな犬神君に会長の夏目が「役者としての才能」を見つけたことから、物語は思わぬ方向へと転がっていく!!