本日の株価は急騰でありました。GDPが予想以上に強かったことを好感したと解説されている。ただ、GDPが強かったのは、部分的には特殊要因も指摘されており、それに過去の数字であるので、株高が景気の先行きを楽観したものとは思いにくい。荒天が続く中で、たまたま晴れ間がのぞいた、という感じでありましょうか。 日銀ではしばらく前から「GDPは意外に強いのではないか」との見方が出ていた。ミクロのヒアリングで何か感じがつかめたのだろうか。エコノミストの分析などを参考にすると、GPD押し上げに大きく寄与した「設備投資」の構成項目のうち、「建設投資が上振れの原因であった可能性がある」のかもしれない。いずれにせよ、設備投資は最近は下方修正される傾向があるので、株高の一因としても「一過性のポジティブサプライズ」のように思える。 興味深いのは、建設投資の上振れが事実であったとした場合の理由。何でしょうね。観測ベース