日本に居住している在日同胞の団体である在日本大韓民国民団(韓国民団)が、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の要求を受け、脱北者支援の活動を中断すると決定したことに対し強い反発が起きている。 民団関東地域協議会に所属する12都県の地方本部団長は、18日午後に山梨県甲府市で緊急会合を開き、民団中央本部が、事前の協議もなしに独断で朝鮮総連側の要求を受け入れたことに抗議し、今後も独自に脱北者支援活動を継続させていく意向を伝えた。 この日の会合に出席した民団中央本部の河丙牾(ハ・ビョンオク)団長は、これらの強い抗議の声に対し「今後も脱北者支援の活動を継続させる」と当初の決定を覆す発言を行うなど、最終的にはどのような方針に固まるかはいまだに未知数のようだ。また、河団長は「6・15民族統一大祝典」に際し、朝鮮総連とともに「日本地域委員会代表団」を構成しこれに参加するとしたことに対しても「民団が主体的な