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ブックマーク / anotherb.hateblo.jp (16)

  • FLASH報道から1年・松永英明さんとの対話(1) - AnotherB

    2005年10月31日に私は、泉あいさんの企画した民主党のブロガー懇談会と呼ばれる催しに出席した。ところがその後、2006年3月7日に発売されたFLASH3月21日号に野田敬生氏が『オウム信者が民主党に「宣伝戦略」を指南!』を掲載。「オウム信者」とは、「絵文禄ことのは」の著名ブロガー松永英明さんのことであった。また、松永さんが、懇談会当時オウム真理教の出家信者であったこと、かつて「河上イチロー」と呼ばれる著名なネットワーカーと同一人物であったこと、そして当時大きな話題を呼んでいた「きっこの日記」の作者ではないかという疑いも記されていた。 その後、長くこの件は、オウム信者の政治関与の問題として、様々なブログで波紋を呼び、いくつものブログが炎上に近い状態になり、時には関係した人たちをひどく苦しめることになった。いわゆる「ことのは問題」である。もちろん当事者である松永英明さんの被った精神的負担は

    FLASH報道から1年・松永英明さんとの対話(1) - AnotherB
  • 信者の政治行動 - AnotherB

    エレニさんのコメント欄での松永さんの発言 ところで、私は選挙に行くべきではないのですか。選挙で誰に投票すると言ってはいけないのですか。選挙演説に行ってはいけないのですか。政党の人が一般人を対象に行なった懇談会に参加してはいけないのですか。まったく理解できません。』 まず、ご人のコメントを注意深く訂正しておく必要があるだろう。「選挙に行くべきではない」は「選挙にいくべきでなかったのか」、「懇談会に参加してはいけないのですか」は「懇談会に参加してはいけなかったのですか」に。 その上で、「懇談会に参加してはいけなかった」と僕は思い続けているのだが、当然として人間としての松永さんが、懇談会に出席することを批判し続けているわけではない。問題は何度も繰り返し続けているが、あのとき、あなたが烏山に居住する現役の信者であったことに尽きる。この事実から意味を読み取ろうとする「世間」に抗するのであれば、十分

    信者の政治行動 - AnotherB
  • 松永さん、それは違う。 - AnotherB

    私の認識では、BigBang氏は「民主党」を守ろうとしていたのだと思っている。だからこそ「教団」と「党」の関係ではなかった、ということを証明させようと必死だったのだろう、と。彼がこの問題を「問題」にしたのは、その動機が強かったのではないかと感じている。純粋に「松永の未来のため」だけでは、あそこまで「懇談会の参加者として」責任感を感じる必要はないのだ。 これは別に責めたりしているわけではない。「あの人なんであんなにこだわるんやろう」ということについて、私が個人的に分析した個人的な考えであって、BigBang氏の真意は彼にしかわかるまい。ただ「BigBang氏は民主党に帰属意識がある」と考えれば、単にその場に顔を出しただけの他の懇談会参加者たちが私の問題についてほとんど興味を示さなかったことも含めて説明がつくと思う。ただし、「説明がつく」=「事実である」とはいえないことには留意すべきだけど。(

    松永さん、それは違う。 - AnotherB
  • ジャーナリストとブロガーは、本当に対極にあるのか - AnotherB

    あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 さて、これが今年最初のエントリー。 年頭、「絵文録ことのは」の「2007年のことのは/対極にあるジャーナリストとブロガー」を読んで。 これはジャーナリストは職業にもなるがブロガーは職業ではないといった表層的な問題ではない。また、上のコメントを「ブロガーに正義感や倫理観は必要ない」とまとめた上で、「ジャーナリストになるための「欠格事由」は存在するが、おそらく「ブロガー」は人間の屑でもなることができる」と述べた人がいるが、ここは決してそんな意味ではない。 「ジャーナリスト」は、自分が絶対的に正義という立場からものを言う。自分は社会正義を実現するための社会の木鐸であり、悪を追及し、悪事を暴き、疑惑を暴くのがジャーナリストとしての立場である。だから、いかなる陣営にも買収されるようなことがあってはならない。 しかし、「ブロガー」はそうでは

    ジャーナリストとブロガーは、本当に対極にあるのか - AnotherB
  • オーマイニュース--ようやく平野日出木さんを釣り上げた佐々木俊尚さん。おめでとうございます。 - AnotherB

    OhmyNews:【極私的2006年回顧】 言われたら、言い返そうぜ Web2.0 自分の名前が有力サイトの見出しに踊るなんて全く予期していないので、ただただ驚いた。いろいろな知人から「おい、大丈夫か」と電話が来た。「いやそうなんだよ、まいっちゃたなあ」などと適当にやり過ごしながら、じつは相当にカッカ来ていた。 何よりアタマに来るのが、グーグルで自分の名前を検索すると、拙著『物語力で人を動かせ!』のアマゾンのページよりも上に、この玉稿が鎮座していることだ。頼むからどいてくれ! 読んだ瞬間大笑いしてしまった。12月に佐々木さんにお会いしたときに、実はこういう会話があったからである。(もう年も変わったし時効(?)だし、ばらしてしまおう。ま、いいでしょう。佐々木さん。) 会話は大体こんな感じ 私「でも佐々木さん、平野さんのフルネームまで入れて記事を書いちゃうってのはどうなんでしょうか。ずいぶん大

    オーマイニュース--ようやく平野日出木さんを釣り上げた佐々木俊尚さん。おめでとうございます。 - AnotherB
    enemyoffreedom
    enemyoffreedom 2007/01/02
    「検索エンジンくらいは使うんですよ。あの人たち。そのくらいしないとね、本当に読んでくれないんです。何を書いても。ショック療法です。」
  • ディープインパクト放談 - AnotherB

    ディープインパクト:管理人 東風君:某厩舎職員 東「なんだか武豊さんの戦略ミスとかって話になってますよ」 デ「らしいね」 東「否定はしないんですか」 デ「いいよ。めんどくさいし」 東「そういうもんですか」 デ「武豊という名前で仕事してるのなら別だけど」 東「ええ」 デ「こっちは馬だから、何を言われても堪えない」 東「はい」 デ「何しろ馬だからね」 東「そりゃそうですね」 デ「ディープを殺してやりたいと思っている人もいるんだろう」 東「はあ・・・」 デ「そして、その気持ちはわからなくもない(笑)」 東「シロッコ・ハリケーンランは印象操作をしている、とか」 デ「うん。その結果があれよ」 東「ディープさんが言うことでもないような」 デ「文句あるの?」 東「ありません。ところでディープさんは2ちゃんねるには書いてますか」 デ「何だよいきなり。書いてませんよ。馬なんだから」 東「言っちゃっていいんで

    ディープインパクト放談 - AnotherB
  • 十三夜の過ち - AnotherB

    既に約束の時間を1時間回っていた。 若者が行きかう街の隅にあるバーで、ようやく現れた老人が差し出した皺だらけの掌には、鈍い青銅色の「玉」(ぎょく)がそっと載せられていた。 その青銅色の玉(ぎょく)は、かつては、より鮮やかであったことを思わせる色合いであったが、今はただ鈍く輝いていて、店の天井にある、アンティークのガス灯のような照明器具を、深い海の底に眠る財宝のように、その表面に静かに映し出しているだけだった。 俺は、その何か大仰な登場の仕方に気押されながらも、 「一体全体、何ですか?これは」 と、場に似合わない頓狂な声を発し、その間抜けな声に自分で驚く。 奥で1人グラスを磨いていたバーテンが、ちらりとこちらを見やるのが、視線の端に 入った。老人はその様子を横目で見て、唇の隅を微かに揺らしながら答える。 「センテーからね、賜りました」 「センテー・・・?」 「センテー」とは「あの文字」をあて

    十三夜の過ち - AnotherB
  • 高い空、か。 - AnotherB

    高い空、か。 この話を、人が生きていく過程にあって、俗の者になって年を取っていくことへの恐怖と警鐘を鳴らすと読むのが原エントリーであろうし、そうした生き方の対極にあるのが「高い空」なのであろうが、別の論者は「高い空」に大江を重ねたり、「アメリカ女」を重ねたりもしている。 だが、おそらく「空」であり、しかも「高い」のであるから(笑)、1ついえることは、誰にとっても、そこに完全に手が届くことはないのだろう。見上げることがあるかどうか、そこに向かって手を伸ばしたことがあるかどうか、そして、肝心なことはその手を伸ばした方向が、当に空の方向なのかどうかということなのだろう。 ことほどさように、人はしばしば間違えて「ドブ」に向かって手を伸ばすものであり、嫉妬に駆られて蛇となれば、手を伸ばすどころか、他人に向かってどす黒い舌先を伸ばしたりする。夜中にこっそりと鏡を覗いてみれば、そこにおぞましき蛇の像を

    高い空、か。 - AnotherB
  • 月夜の河童 - AnotherB

    ああ畜生。 判じ物のような訳のわからぬ文字の書かれた草紙を抱え、逃げ去る男を追いかけて走ってきたのは覚えているが、気がつけば一体全体ここはどこなのだ。奴の姿はもうそこにはなく、赤に銀ラメのチャイナドレスをしどけなく引きずった女が、聞いたこともない言葉で話しかけてくる。香水が鼻にかかるほんの数センチ前で、俺は女を突き飛ばし、むせ返る歌舞伎町の街の中で、奴の姿を探している。 あの野郎。一体、どこへ行きやがった。 何度も来ているはずの通りが、なぜか今夜は茶褐色の霧のような煙が立ち込めている。深く息を吸い込もうとしたその瞬間、暗がりからすっと手が伸びてきて、俺を傍らの雑居ビルに引きずり込む。情けなく転倒して地面に這い蹲る。 「やられる!」 一瞬全身が総毛だつが、必死に顔を上げると誰もいない。目の前に5の柱が立っている。何だ、これは人の指か。目を凝らせば中指に「斉天大聖」と書いてある。何だ、これは

    月夜の河童 - AnotherB
    enemyoffreedom
    enemyoffreedom 2006/07/29
    何だろう
  • 商人(あきんど)にも失礼---「佐々木俊尚 ジャーナリストの視点」 - AnotherB

    【見えてもいいトラバ】(←それ普通じゃん) 美也子さんが怒っているからどうしたんだろうと思ったら、原因は佐々木氏のこの記事。 ライブドア元役員、欲望系Web2.0への挑戦 「もともとはそんなにかわいくない女の子でも、自分を美しく装っていくことで潜在価値以上に自分を高めていくことができるかもしれない。もっと上のステージに上がりたいと望んで、階段を上がっていく。そんな彼女や彼らを応援し、暖かい目で見守ってあげ、さらにはタニマチ的に支援していけるような仕組みを作れないかと思った。ポッシュ、つまりインターネット上でセルフプロデュースを行う仕組みとしてサービスを実現できないかと考えたんです」 そう話すのは、山崎徳之氏。そう、ライブドアの前代表取締役だったあの山崎氏だ。1971年生まれの彼は青山学院大卒業後、アスキーやソニーコミュニケーションネットワークなどを経て2000年、上場直後だった株式会社オン

    商人(あきんど)にも失礼---「佐々木俊尚 ジャーナリストの視点」 - AnotherB
  • 個を知るということ - AnotherB

    我々は、名前を付けた個であれば虫ですら殺せぬのに、抽象化された集団の一員であれば平然と殺せる生き物だという自覚こそ、国民的、いや人類的な認識にもっていくべきではないのか。 まずは自分を直視しようではないか。我々は地球の裏の身も知らない他人より、自分のペットの方の身を案ずる生き物だという事を。誰でもフツになり、誰でもツチになりえるのだということを。 それではどんな時に抽象化をとどまるべきか?実はそれほど難しくはないと思う。攻撃したい集団がいたら、その中の個人の顔を思い浮かべればいいのだ。交友関係をなるべく広くしておくべき理由がそこにもある。そこに友人がいたら、それだけで拳を振り上げにくくなるではないか。 (404 Blog Not Found Fatal Abstraction) コメント欄に書き始めたけれど、途中で気が変わって、こっちに書くことにした。少なくとも滝弁護士は「地獄の具象」の

    個を知るということ - AnotherB
    enemyoffreedom
    enemyoffreedom 2006/06/14
    だんだんコメントスクラムならぬTBスクラムになってきた件
  • 匿名ブロガーの大いなる悩み - AnotherB

    「XXXXXさん。僕、ブログ始めたんすよ」 「へー・・・そうですか」 「(ごそごそ)」 「あ、アドレス要らないから」 「なんでですかー。見てくださいよ、今度」 「え?・・・ああ・・はあ」 「あ、そう言えば・・」 「(きた!)」 「XXXXXさんもブログやってるんでしょ?アドレス教えてください」 「(即)いやです」 「何でですかー・・僕の教えたんだから、教えてくださいよー」 「(このメモ今すぐ捨ててもいいんだぜ)いや・・その」 「もったいぶってー(ごそごそ メモを出す)。なんていうブログですか?」 「・・・・・・・・R30」 「え?あーる?・・」 「冗談です」 「・・・・真性引きこもり」 「申請ヒキコモリ?」 「いや。これも冗談です」 「もー。早く教えてください」 「(自動車でも突っ込んでこないかな)・・・絵文禄録・・(いや洒落にならん)」 「もったいぶるなあ・・もう」 「(うるせーなあもう

    匿名ブロガーの大いなる悩み - AnotherB
  • これで何幕目?---IT記者の「下層報道」はなぜにそもそも。 - AnotherB

    白黒はつかないが、それでもわかることはわかり、わからないことはわからないと。ようやくそんな風に、良くも悪くも状況が落ち着いてきたところへ、この週刊アスキーの歌田記事。やれやれ。 どうしてこうも次々と、裏取りをしない無責任かつ下層の言説が堂々と、IT記者の皆さん中心にメディアに、ネットに溢れるのか。あの人も、この人も、そして今この人も・・・・。 IT記者と呼ばれる皆さんは、悪名高き警察への夜討ち朝駆けなど、少し取材のイロハを経験してから言論を振るわれたほうがいいのではないか(って、何で素人の私が説教垂れてるの)。皆さんを育てる先輩はいないのか。ここでも2007年問題か。 コンピュータやWeb2.0について詳しくなったからと言って、そのまま社会問題にもコメントできると思うから勘違いを犯す。そもそも「ことのは問題」の質は、ITに関する問題ではないのである。通信と放送の融合を説くような軽いノリで

    これで何幕目?---IT記者の「下層報道」はなぜにそもそも。 - AnotherB
  • やはり魔術だったのか。 - AnotherB

    ブログ封印(R30マーケティング社会時評) 封印ってさ・・・。 黒(白)魔術じゃないんだから。 タントラなんとかでもないんだから。 要はしばらくお休みするということですね。 経済記事は、再開を楽しみにしています。当に。 ほかはともかく。

    やはり魔術だったのか。 - AnotherB
  • ■佐々木俊尚:「ことのは」問題を考える について少しだけ3--ネットは「絶対的正義」ではなく「相対的正義」が血を流しているのである。 - AnotherB

    佐々木さんも、「絶対的正義」を形成してきたのは、元々マスメディアであるという認識は持っているようである。 しかし私は今でも、マスメディアが声高に書いてきた絶対的正義の向こう側に、 しかし フラットになった言論の世界が誕生し、そこにインターネットのジャーナリズムの可能性があると信じている。なにがしかのその可能性が、単なる楽観主義でないことを、私は今ただひたすら祈っている。 「フラットになった言論の世界」とは何なのか。それは、情報発信の中心を持たない、いわば分散型の言論スフィアをイメージしているのだろうか。もしそうだとすれば、これは正しくネットでは展開されているのである。このような形で、私は誰に遠慮することもなく、「著名なジャーナリスト」を批判することができる。私の社会的立場や年収は関係がない。その気になれば、16歳の高校生にもあなたへの批判が可能である。 ネットが実現したのは決して「絶対的正

    ■佐々木俊尚:「ことのは」問題を考える について少しだけ3--ネットは「絶対的正義」ではなく「相対的正義」が血を流しているのである。 - AnotherB
  • ネット右翼ってことはないだろう - AnotherB

    回答しないと「このまま逃げたらあなたの信頼性はゼロになりますよ」 反論すれば、再反論が殺到した。 議論の場から離れることを許さない「ネット右翼」だ。 数年前からネット上で使われ出した言葉だ。 自分と相いれない考えに、投稿や書き込みを繰り返す人々を指す。 右翼的な考えに基づく意見がほとんどなので、そう呼ばれるようになった。 (5月5日付 朝日新聞 一部抜粋) 「炎上」の全てが「ネット右翼」によるものではもちろんないし、「炎上」という現象と「ネット右翼」という現象とが、必然的に関連しているというわけではない。「ネット右翼」だけが「議論の場から離れることを許さない」わけでも、もちろんない。 「右翼的な考えに基づく意見がほとんど」というが、それは朝日の基準からすればそうであろうと、口を挟みたくなる。 それにしても、このブログを毎夜見つめる男性が東京の下町にいた。 自分でもブログを持ち「炎上観察記・

    ネット右翼ってことはないだろう - AnotherB
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