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ブックマーク / critic3.exblog.jp (4)

  • 「靖国」と表現の自由の逆説 - 石井紘基と公共の福祉の規制 | 世に倦む日日

    映画『靖国』の上映をめぐる問題で、稲田朋美らの政治的な介入と圧力を批判して映画の上映を求める主張と論理の部分で少し気になるところがあった。4/6(日)のTBS「サンデーモーニング」の報道が典型的だったが、街頭インタビューの声を集めて、「公開して見た人にいい映画か悪い映画かを判断させるべき」という反応を番組のメッセージとして発信していた。すなわち「表現の自由」にもとづく権力の介入の批判である。ネットの中でも「表現の自由」の論理で映画公開の妥当性を言い、稲田朋美らによる妨害と威嚇の不当性を批判しているものが多い。関口宏らしい常識的で穏当な問題の扱い方であるし、視聴者一般に対する説得力の点では、確かに「表現の自由」の論理で問題を捌くのが最も適当だろう。が、私が気になるのは、例えば『バトルロワイヤル』とか『プライド』などの問題との関連が思い浮かんだからである。 津川雅彦が東條英機役を演じた『プライ

    「靖国」と表現の自由の逆説 - 石井紘基と公共の福祉の規制 | 世に倦む日日
    enemyoffreedom
    enemyoffreedom 2008/04/07
    "戦う民主主義"は、よほど入念に対象を悪魔化しないとなかなか受け入れられない / そういえば「プライド」の時も上映反対騒動とかありましたね
  • 華麗なる内閣 - 「世に倦む」臨時革命政府のイマジネーション | 世に倦む日日

    内閣改造で安倍内閣の支持率が参院選前の水準に戻った。これまで、支持率30%を切って20%台に落ちた政権が再び国民の人気を回復するのは不可能と言われていた。今回のような事例を見るのは初めてだが、あれほどの不面目な惨敗を喫しながら安倍首相が辞任しないという事実も、それがそのまままかり通るという事実も、どれも信じられない異様な政治的光景であり、唖然として、批評する言葉も組み立てられないまま時間が経ってゆく。内閣改造の日の夜、日テレビは特番を組み、スタジオに自民党支持の文化人と政治家を集め、安倍内閣の心機一転と再出発を演出して持ち上げ報道した。スタジオには野党議員の姿はなく、身内だけで完全に固めていて、まるで一年前の安倍政権誕生時の異常報道に戻ったかのような風景だった。国民が選挙で民意を示した実感を持つことができないのは、テレビが民意を正しくありのままに報道しないからである。テレビ報道だけを見て

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    enemyoffreedom 2007/09/03
    日本のジャコバン派たれ
  • 丸山真男の思想がわかる本 | 世に倦む日日

    昨日(1/15)の午後、近所の屋の棚に新刊書が並んでいるのを確認した。編集者と編集長の当初の話では、配は昨年11月下旬の予定だったが、計画の日程を3ヶ月ほど遅れ、年を越しての出版となった。この程度の納期遅滞はこの業界では屡々あることらしい。中野雄氏が『音楽の対話』を出したときも、最初に情報を聞いたときから実際にが店に並ぶまではずいぶん長い時間がかかったような記憶がある。業界の事情や慣行に不慣れな私には多少とも不具合な時間が長く続いた。これがせめて1ヶ月ほどの遅れであれば、企画から配までの時間を、入学試験の合格から入学式までの期間のように、人生の至福の日々として送ることができただろう。の原稿は10年前に書き上がっていて、そしてすでに10年間公開されているのである。書き直す部分は基的にない。誤りも含めて全てそのまま活字化するのが著者として然るべき態度であろうと思われた。 正直なとこ

    丸山真男の思想がわかる本 | 世に倦む日日
    enemyoffreedom
    enemyoffreedom 2007/01/16
    センセイの単著
  • 07年参院選争点再論 - 護憲派と安倍晋三とどちらかが滅びる | 世に倦む日日

    憲法改正が来年の参院選の選挙争点になるという状況認識については、ようやく一般的なものになりつつある。私がそれを最初に言い、緊急な対策を講ずるように九条の会に提案した頃は、九条の会の末端から「護憲は息の長い戦い」だという反論が上がって、地道に一軒一軒戸別訪問を繰り返すことが改憲を阻止する最も有効な戦略だという声が護憲派の中で支配的だった。憲法改正の国民投票は五年後か十年後の遠い将来の話として想定されていたのである。今回、安倍晋三が新憲法制定を総裁選の政権公約に掲げることで、ようやく護憲派も甘い情勢認識を見直す態度に変わってきた。何度も言ってきたことだが、仮に参院選で自民党が勝利した場合、改憲の国民投票は08年に実施される。通常国会閉会後、恐らく例によって真夏が選ばれるだろう。人々が理性を失い、オルギーの状態になって劇場で踊り騒ぐ夏。07年の参院選も夏、08年の国民投票も夏。改憲側は国民投票で

    07年参院選争点再論 - 護憲派と安倍晋三とどちらかが滅びる | 世に倦む日日
    enemyoffreedom
    enemyoffreedom 2006/09/06
    ハルマゲドン来るワァー / でも、去年の総選挙でも似たようなこと言ってなかったですか、センセイ
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