大相撲の第64代横綱で、プロレスラーの曙太郎さんが、心不全のため、東京近郊の病院で死去した。54歳だった。関係者によるとリハビリのため入院していた病院で、家族と会話できる状態だったが容態が急変し、亡くなったという。4月に入ってからで死亡日時は公表していない。葬儀・告別式は近親者のみで営む予定。 曙さんはハワイから来日し、203センチの巨体を武器に史上初の外国出身横綱に昇進。1988年春場所初土俵の同期生でライバルの横綱・貴乃花らと一時代を築き、引退後は格闘家に転身。総合格闘技からプロレスと活躍した。 2017年4月11日に福岡・大牟田市内でのプロレス団体・DDTの主催試合に出場。試合後に体調の異変を訴え、救急車で福岡県内の病院に搬送され、当初は「右脚蜂窩(か)織炎と感染症により現在、病院にて療養中」と発表していた。その後、意識は回復し東京近郊の病院でリハビリを続けていた。 曙さんはハワイ・