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ブックマーク / kmiura.hateblo.jp (7)

  • 閉店法とわたくし - kom’s log

    id:Romanceさんがブックマークでドイツの閉店法(Ladenschlussgesetz)に関する二年前の記事を発掘していたんで、ちょっと触れてみる。閉店法は100年以上の歴史を持つドイツの法律なのだが、この10年でずいぶんと緩和された。ちょうど私のドイツ生活とこの緩和の過程は重なっている。私の経験と閉店法のメリットデメリットなどをつらつら書こうかと思うが、ひとまずは以下が閉店法の簡単な歴史。 1900年 ドイツ帝国で閉店法施行。小売店の営業は平日の5時から21時まで許可。 1957年 旧西ドイツで閉店法施行。原則として、平日は7時から18時30分まで、土曜日は7時から14時までの営業を認めた。日曜は例外を除き営業不可。 1989年 閉店法改正。木曜日の営業が20時30分まで可能になる。 1996年 閉店法改正。平日は20時まで、土曜は16時まで可能になる。 2003年 閉店法改正。土

    閉店法とわたくし - kom’s log
  • イデオロギー - kom’s log

    気温が摂氏15.0度である。これは測定値であり、厳密に測定された値である。一方、15.0度の屋外において半袖で1時間過ごしたときにどれだけの人間が風邪をひくか、という統計値があったとする。仮に100人に1人が風邪をひく、という結果だったとする。なにもしなくても健康の不注意から風邪をひくことはあるわけで、このことを勘案した上での解析結果、余剰のリスクである、とする。 あなたは15.0度の屋外で半袖のまま1時間過ごすべきだろうか。この国は妙な国で、国をあげて半袖で外で過ごすことを奨励している。薄着は健康の増進に役立ち、ひいては社会を安定させることになる、と考えられているからである。「半袖で社会貢献」などといった標語まであり、街角でそんなノボリをみかけることもある。 来科学者は、計測することしかできない。あくまでも計測。数字をだす。とはいえ、ある科学者は「100人に1人しか風邪を引かないんだっ

    イデオロギー - kom’s log
    enemyoffreedom
    enemyoffreedom 2013/01/28
    他者(あるいは社会)を信じられない前提なら、よくお題になるタイプの囚人のジレンマはお互い裏切ることが最適なのはゲーム理論的にも妥当ですね / この辺はゲームの状況設定や自己の利益を評価する関数にもよるけれど
  • 2012年年末・日本 - kom’s log

    年末に3週間ほど日に帰国していた。なんだかんだいってクリスマス直前までデニーズに通って仕事をし、明けて3日にはこちらに戻ってくるという何しに行ったんだか、という滞在ではあったが、いちばんの目的であった無珍先生を日の幼稚園に通わせる、というプランを達成することができた。 デニーズの最近のデザートを全て制覇したのも特筆に値する。店内で無線LANを無料で使えるというのも、公衆ネット環境が時代遅れな日におけるゆっくりとした進歩を感じさせてくれた。席に座って周りを眺めると、ラップトップで仕事をしている人も結構いて、一度は大学院生っぽい男がRでなにやら計算して四苦八苦している様子で、おお、同志よ、ということでニヤニヤしてしまった。一方でファミリーレストランに行こうとしたら、以前は犬も歩けばファミレスにあたる、という感じで探す必要もなかったのにずいぶんと数が減ってしまった。高校時代ファミレスで放課

    2012年年末・日本 - kom’s log
    enemyoffreedom
    enemyoffreedom 2013/01/11
    原発のワンイシュー選挙へ持ち込みたかったら復興はちょっと後回しにして2011年のうちに解散総選挙へ追い込むべきだったかな
  • ドイツの税関に電話してみた - kom’s log

    先日フランクフルト空港の税関のことを書いたら、数万のアクセスがあったので、結構気にしている人が多いことがわかった。そこで、多くの人が一番気になるであろう「ドイツ国外からラップトップを持ってドイツに滞在する場合」について税関に電話して聞いてみた。 日在住者がドイツを訪問する際に個人の所持品は課税の対象には当然ならないのだが、問題はその物品がおよそ4万円以上の価値のある物品である場合(例えばラップトップやカメラなど)、それが個人の所持品であって贈り物や販売品ではないことをいかに証明するのか、という点にある。 電話での私の最初の質問は、「ラップトップをドイツ国外からドイツに持ち込むために、フランクフルト空港の税関で何をすべきか」。 回答は、「通常これは問題にならないはずである。もし緑のゲートを通るときに捕まっても、ラップトップの領収書をもっていれば大丈夫。」 引き続き質問。「とはいえ、買ったば

    ドイツの税関に電話してみた - kom’s log
  • フランクフルトの税関 - kom’s log

    このところフランクフルトの税関で立て続けに演奏家のバイオリンが課税対象になってその場で払えない高額であるため没収された、という件が話題になっている。 http://matome.naver.jp/odai/2134941753199027401 http://nofrills.seesaa.net/article/296070497.html あららー、と思っていたら10日前私が日からドイツに戻ってきたとき、見事にフランクフルト空港ターミナル1の税関で引っかかった。私は近年税関で捕まることは滅多にないのだが、今回はいかにも移民風な安い布製のでかいスーツケースにボロい小さなボストンバックだったんで、怪しい、と思われたんだろうな、と捕まった瞬間に思った。以前はかなりヨレヨレの格好していたからよく捕まっていたものである。 とはいえ今回なにが問題になったかというと、スーツケースに一杯入っていた両

    フランクフルトの税関 - kom’s log
  • ギムナジウムの制服 - 2008-01-28 - kom’s log

    萩尾望都の創作の功績を汚したいとはおもわないが、おそらく多くの日のマンガ読みが誤解していること。ドイツの通常のギムナジウム*1に制服があったことはいまだかつてない。いわゆる平服で高校に通っていた。これはヨーロッパの中でも特筆に値することで(ナチスの時代でさえ、制服がなかった)、イギリス(GB)やフランスの高校の制服好きとは異なっている。ケストナーの”飛ぶ教室”とかがなんとなく古きよきギムナジウムのモデルになっているのかもしれないけど、を読んでみたらわかるように制服は無い。 ...なんてことをあえて書こうと思ったのは直下の自分の記事に関連することもあるが、以下の記事をみかけて。ギムナジウムカフェかよー。実態を写真にとってアップしたくなる。ひでーぞ。 男の、男による、男のための! 「男子校カフェ」体験取材記 *1:ゲザムトシューレという特殊ともいうべき最近流行の私立高校はどうなっているのか

    ギムナジウムの制服 - 2008-01-28 - kom’s log
    enemyoffreedom
    enemyoffreedom 2010/04/01
    「ドイツの通常のギムナジウムに制服があったことはいまだかつてない。いわゆる平服で高校に通っていた。これはヨーロッパの中でも特筆に値することで(ナチスの時代でさえ、制服がなかった)」 へぇ
  • 年金制度の男女差別について - kom’s log

    某所にある社会保険局にいって彼女の死亡届をした。国民年金をマジメに払っていた人だったので、どのぐらい還付されるのかな、と思っていたのだが、300万円これまで払っていて、遺族に支払われるのは死亡一時金なる12万円である。のこりの288万円はそのまま国のもの。ろくなものではない。あまりに腹がたったので、「詐欺ですね、これ」といったら係の人が絶句してもうすこしエライ人がでてきた。生命保険だって元は補償されますよね、普通、といったら「国がみんなでやっている制度なので、ご理解ください」とのこと。国がみんなで、という言葉に”國體”というおどろおどろしい旧字があたまをかすめた。文句をいうならば、選挙で、とまでいわれた。まあ、そうだろう。 もし私が死んだ場合には、遺族年金なるお金がでて、毎年70万円だかがに支払われるそうである。しかし、私が生きていてが死んだ場合には死亡一時金12万円のみ。男だからど

    年金制度の男女差別について - kom’s log
    enemyoffreedom
    enemyoffreedom 2009/07/01
    ひどい話だけど世代間の不公平とか考えはじめるとこのくらいの話は吹き飛んでしまいそうなほど時代遅れな制度なのが現状
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