はじめに 僕は普段 Cursor を使って開発しているのですが、チームでは Github Copilot を利用しているので、両者のメリデメを整理するために記事を作成しました。 比較記事は過去のものがたくさん存在していますが、アップデートによって状況が大きく変わるため、あらためて作成しています。 🔧 前提 ツール ひと言で言うと 導入方法

Claude Codeは、登場時に一度インストールしてみたものの「そもそもCLIに苦手意識がある自分用ではないな」と思って何も試さずにアンイストールしたのだった。 その後乗り換えを検討したこともあるが、「今はCursorで困ってないしまだいいや」と結局手を出さずじまいだった。 しかし昨今の盛り上がりを横目で見ていて、やっぱり隣の芝が青く見えるとかFOMOってるとかのレベルを超えてClaude Code + MAXプランが良さそうだなと思えてきたので、めんどくさかろうが現状(Cursor)に満足してようが試すことにした。 「Cursorのアレ、Claude Codeではどうやるんだろ?」となって調べたことを中心にメモしていく。 セットアップ/課金以下に公式のガイドがある: インストール npm install -g @anthropic-ai/claude-codeプロジェクトを初期化 cl
問題:AI開発における「8割の罠」 AI駆動開発で最も注意すべきは、AIにいかに良い成果物を作らせるかではなく、AIにいかに既存の良い実装を破壊させないかである。 典型的な悪循環 AIに開発を指示 成果物の8割は良い感じ、残りの2割に問題あり 2割の改善を指示 問題の2割は改善するが、元々良かった8割の一部が改変・破壊される 結果、全体の完成度は8割から進歩しない この「部分最適化による全体破壊」のループが、AI駆動開発の最大の落とし穴だ。 解決策:破壊を防ぎ、品質を向上させる4つのアプローチ 1. コンポーネント化と責務の分離 なぜ有効か: 変更の影響範囲を物理的に制限できる 実装例(MVVMパターン): ViewModelとViewを明確に分離 「View側だけ修正して」という指示でViewModel側の破壊を防げる ViewModelに「何を表示する画面か」というコンテキストが残る
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? AI搭載エディタCursorを色々と試しているのですが、これが非常に興味深いです。 普段の開発業務はもちろん、少し工夫することで、要件定義のような上流工程も大幅に効率化できるのではないか?という気づきがありました。 本日はその試みについて、私が行った具体的なプロセスと合わせて共有できればと思います。 概要 不動産テック業界に限らず、SaaS開発などに携わっていると、日々さまざまな要望が寄せられますよね。 「ここにこんな機能を追加したい」「あの画面のここをこう変更してほしい」といった具合です。 そして、それらを適切に実現するためには、まず
本記事は、春の入門祭り2025の10本目です。 はじめにSAIG(Strategic AI Group)の小橋です。生成AI関連の検証や、データ分析の業務を担当しています。 生成AIを使った開発手法の進化は目を見張るものがあります。私自身は業務でAI駆動開発をすることは無いのですが、CursorやClineなどのニュースを見ない日はありません。 Technology Radar の記事を2年前に書いたことを思い出したので、読み返してみました。このときは、GitHub Copilotが出始めたくらいでした。しかし最新版(2025年4月)のTechnology Radarでは、Cursor, Cline, Windsurfが登場しています。2年間で様子が随分変わったなと驚かされます。 そんな中で、ある勉強会でこの本を知ったので、いい機会と思い読んでみました。 AI駆動開発完全入門 ソフトウェア
こんにちは!タレントマネジメントプロダクト開発本部の horiyu です。 SmartHRでは、Cursor、Visual Studio CodeのAgent Mode、Clineなど様々なAI開発支援ツールの活用に積極的に取り組んでいます。 本記事では、社内で開催したCursor勉強会の内容を紹介します。 Cursorの活用については下記の記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください。 tech.smarthr.jp 資料 以下の資料は、主に社内のエンジニア数名と新卒の方々、希望してくださった方々向けに開催したCurosr勉強会のものです。 フィードバックをいただいたのち、社内のエンジニア全体向けに実施させていただく予定です。 実際のハンズオンの内容も盛り込んでいますので、ぜひお手元で試しながら読み進めてください。 補足説明 実際のハンズオンでは社外に公開できない画面共有のデモがいくつか
はじめに 4月で正式創業を迎えたDress Code株式会社で働いているかわうそです。 今回は正式創業を迎えるにあたり、コーポレートサイトを公開したのですが、 コーポレートサイトをCursorのAgent Modeを活用して、どこまで乗り切れるのか試しみました。 ということで、どんな風にトライしたのかについて簡単にご紹介します。 (ついでに、Figma MCP × Cursor Agent Modeだけでは無理でしたw多少、実装してますw) 前提 デザイン Figma フレームワーク NextJS Tailwind CSS ... ※ 開発環境構築については割愛させていただきます(環境構築もAgentでいけた説) セットアップ Project Rule ある程度のディレクトリ構成や実装方針を簡単に決めて決めておきたかったので、 まずはProject Ruleを先に作成しておきました。 Pr
プロダクトマネージャー業務は、日々のタスクから中長期の戦略策定まで、多岐にわたります。忙しさに追われ、その日の思考や課題が記憶の彼方に消えてしまう… 私はそのスパイラルに入ってしまっており、タスク管理ツールやtimesに「日報」を書いたりと試行錯誤していたものの、何度も挫折していました。 Cursorとの出会いと活用のひらめきそんな中、社内で利用が広まっていたAIエディタ「Cursor」。 当初は、ノンエンジニアでもコード調査やSQL作成が出来ることや、一貫したドキュメント作成が出来ることに魅力を感じて使っていました。 これまで私のAI活用は、「PRDの壁打ち」に代表されるドキュメント作成の補助、「開発仕様の確認」など特定の複雑な業務だけにとどまっていました。 小さな日常的タスクにもAIを絡められる可能性があるとは、正直あまり想像できていなかったのです。 きっかけは、みやっちさんのCurs
こんにちは!株式会社Rabeeのデザイナーのakaneです。 今回は「Obsidian」と「Cursor」という2種類のテキストエディターを使うことで、noteをサクサク書く体制を整えてみた話です。情報収集からアウトプットまでをスムーズにしたい方、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。 どうぞ最後までお楽しみください🐰 参考記事ObsidianとCursor(とGitHub)の活用方法については、以下の記事を参考にさせていただきました。 ・ ・ ・ 使うツール今回使うツールは、以下の2つのエディターのみ。 Obsidian(Markdownエディター) Cursor(コードエディター) これらのツールを使うことで、Web上の気になる情報を1つの場所にどんどん蓄積していって、読んで、理解し、それらを日々アウトプットする習慣をつけよう〜✊️という試みです。 【今回の目標】 ・読みたい情報や読んだ
なぜ Open VSX が必要なのか? Visual Studio Marketplace に公開された拡張機能は、 Microsoft 製のツール以外で使用してはいけない と使用条件で定められている Visual Studio 以外の製品は、直接 Marketplace にアクセスできない Marketplace で拡張機能をダウンロードして、Microsoft 製以外の製品で使うのもアウト 昔は拡張機能 (.vsix) をダウンロードできるリンクが拡張機能のページにあったが、使用条件を迂回する手段になってしまうからか、今はダウンロードリンクは存在しない模様 → VS Code 拡張と互換性のあるエディター (Theia, VSCodium, etc) で拡張機能を使えるよう、ベンダー中立な代替マーケットプレイスが必要だった
1. はじめにCursor Agentを用いて、 比較的新しいLLMが学習していないようなフレームワークや概念を用いた開発がどの程度できるか 自分が使い方を完全には理解できていない技術(主にフレームワークやSDK)を含む開発にどう活用できるか というのをここのところ試していたので自分用のメモとして残しておこうと思います。 私の職種的に、ゴリゴリの製品開発やシステム構築といったところよりはその前段の技術検証がメインとなることが多いのですが、その中でどの程度Cursor Agentが使えそうかというのが今回のモチベーションとなっています。 制約として、自分でコードやドキュメントは1行も書かないというのを課して実施しました。 *注意:Cursor自体は普段使いしているのですが、あまり初期設定を弄らずに使える範囲で使うという感じで活用しています。もしかしたらここはこうすればできるよ!みたいなのがあ
本当に使えてる?知って得するCursorエディタの機能・設定7選Cursorエディタを使いこなせていますか? 実は、多くの人が知らない便利な設定や機能がたくさんあります。 本記事では、Cursorエディタを最大限活用するための 7つの機能・設定 を紹介します。 1. Project Rules(プロジェクトルール)を活用するProject Rulesとは? プロジェクト全体のコード品質やAIの出力を統一するために、ルールを事前に設定する機能です。 使い方 特定のファイルに適用するルールを設定(例:TSXファイルのみ適用) UIデザインのガイドラインを明示(例:「シンプルで美しいデザインに統一」) 命名規則・コメントスタイルを統一 参考テクニック ルールを作成する際に、公式ドキュメントのリンクを含めておくと、AIが適切なガイドラインを参照しやすくなります。 2. Auto Context(オ
はじめにv0→Cursor→Github→Cloudfurea Pagesで自社のHPを作成しなおしました モチベーションとしては以前 Google Sitesでとりあえず作った会社HPの使い勝手(メンテナンス性)が悪いからです Google Sites はコードが触れないくノーコードのみでサイトを構築する制限がああり、自由度が低かったのがいまいちな理由です またサイト公開する際のホスト先は信頼度が高く可用性があるクラウドプロバイダーにしたかったのと、できあいな感じのプラットフォームにホスティングをしたくなかったのでニーズが合致した Cloudflare Pages を選択しました 今回の用途なら無料範囲で使えますしね モチベーションをまとめると コーディングで自由にサイトを構築したい できたら無料でホスティングしたい 信頼性が高く可用性のあるプライバイダーでホスティングしたい 完成したW
こんにちは、ニケです。 皆さん、Cursor 使っていますでしょうか? 私はそろそろ使用歴1年半くらいになります。 5ヶ月前にこんな記事を書いたのですが、AI時代のコーディングアシスタントの進化は早く、今はもうこの時とは全く異なる使い方をしているので改めて紹介したいと思います(一部被っている内容もあります)。 なお、AIコーディングアシスタントにはその他にも、Github CopilotやCline、Windsurfなどがありますが、これらのコーディングツールはCursorほど使ったことがないため、今回の記事では紹介・比較はしません。 XのTLでもいろんな宗派を見かけるので、「どれを使ったら一番楽できるんだ?」とは考えずに、取り敢えず一つのエディタ・ツールを使い倒すことをオススメします。 ⚠ 以降で紹介する方法は個人的にハマっている方法なので、これがベストではないです。1つの参考として見て
こんにちは、しば田です。 AI を用いたプログラミング、中々難しいです。 日々どうしたら効率を最大化できるかを日々試行錯誤していますが、なかなか正解に辿り着けている気もしないしモデルの登場のたびにチューニングが必要なのでツラいですね。 この記事では、自分の思考整理も兼ねて常日頃から私が意識して行っている Tips に関してまとめてみました。重要なことから些末なことまで全て書いています。 最近、Cursorのコミュニティが出していたTips17選に対して自分の考えを書いたのですが、 反響があったのでもっと網羅的に書きたいなと思い記事を書くことにしました。(30個くらいあります。) ※記事の対象者は Cursor、Windsurf、Cline(Roo)あたりを使ってプログラミングしている人を想定しています。 ※一覧性を優先するのでそれぞれを深くは語りません。 ※多分抜け漏れがあるので適宜追加し
こんにちは、株式会社ACES でテックリードをしている奥田(@masaya_okuda)です。 AIエージェントを活用し、自然言語による指示を中心にコーディングする手法が注目を集めています。特にゼロからコードを書く場面では、その効果の高さは多くの現場で実感されているのではないでしょうか? 私たちもこの可能性に注目し、AIコードエディター「Cursor」をフルタイムの開発チームメンバー全員に導入。日々の開発でAIエージェントの活用を積極的に進めています。 一方で、既に運用中のサービスを開発しているチームにとっては、既存コードの文脈を理解させた上でどう活用するかが大きなテーマとなります。本記事では、そうした既存コードのコンテキストを踏まえたAI活用の実践について紹介します。 開発チームの前提と課題 私の所属する開発チームはAI議事録ツール「ACES Meet」を開発しています。このプロダクトは
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