Epic Gamesは5月26日、新機能をひっさげたUnreal Engine 5(以下、UE5)の早期アクセスビルドを配信した。描画を劇的に助ける新機能を手に入れたクリエイターたちは、さっそく実験に夢中になっているようだ。「1000万ポリゴンの犬を1000匹描写」「300万匹のカニを描写」といった実験例が報告されている。 UE5には多数の機能の追加や強化が含まれている。そのなかでも、大きな注目を集めているのが仮想化マイクロポリゴン・ジオメトリシステム「Nanite」だ。この機能は、噛み砕いて言えば3Dモデル描画にまつわる最適化などの工程を、自動的におこなってくれるというもの。つまり、手持ちの3Dアセットを、品質やポリゴン数を気にせず、今までよりはるかに手軽かつ、負荷を軽減してエンジン内で描画できるということだ。 UE5早期アクセスビルドに盛り込まれているこの機能は、新ライティングシステム
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