モバイルWiMAXとXGPという2つの方式のワイヤレスブロードバンドが始まることになるが、実際のところ両者は技術的にはかなり近い存在になっている。いずれのサービスも「OFDMA」と呼ばれる通信技術を採用しており、「XGPで使われるチップや部材は、モバイルWiMAXを手がけるメーカーから調達して流用することが前提」(ウィルコム関係者)という。  2つの通信方式をソフトウエア的に使い分けられるような環境を目指しており、例えばモバイルWiMAXに対応したノートパソコンを購入しても、ソフトウエアによってXGPも使えるようになるという可能性もあるという。  つまり、ウィルコムの次世代PHSは、モバイルWiMAXが盛り上がらないことには部材調達やコスト削減も期待できない。モバイルWiMAXあっての次世代PHSなのだ。

ToyolinaToyolina のブックマーク 2009/01/07 16:28

その他

このブックマークにはスターがありません。
最初のスターをつけてみよう!

日本経済新聞

    ただいまの操作はお受けできませんでした。 再度操作してください。 電子版 トップへ Nikkei Inc. No reproduction without permission.

    \ コメントが サクサク読める アプリです /

    • App Storeからダウンロード
    • Google Playで手に入れよう