ダニロ・キシュ「庭、灰」。"こうしてつくりあげられた濃密な情景の一ピース一ピースが、すこしづつバラバラになり、朽ち、消えてゆく。ラストの喪失感はひとしお。"

mokkei1978mokkei1978 のブックマーク 2009/11/30 19:01

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油断のならない語り手「庭、灰」

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