バブル経済期の最高値を超えた日本の株式市場をけん引する七つの有力銘柄を、米ゴールドマン・サックス(GS)証券が「セブン・サムライ(七人の侍)」と名付けて公表した。アップル、マイクロソフトなど米国株を代表するハイテク7銘柄「マグニフィセント・セブン」の日本版に当たる。トヨタ自動車や半導体製造装置メーカーなどが名を連ねており、投資家の日本株への注目度の高さをうかがわせた。 国内7銘柄「セブン・サムライ」は、1954年公開の黒沢明監督の名作「七人の侍」にちなんで命名した。「七人の侍」を西部劇にリメークしたのが60年公開の映画「マグニフィセント・セブン(荒野の七人)」で、ニューヨーク株式市場の時価総額上位を席巻するハイテク株7銘柄の総称として使われている。