アップルが本格的に、サブスクリプションを軸にした「サービスモデル」ビジネスに乗り出す。 3月25日(現地時間)、アップルは同社本社内にあるスティーブ・ジョブズ・シアターで発表会を開催し、オリジナルコンテンツによる定額制(サブスクリプション型)動画配信サービスを軸とした、多数の新サービスを発表した。 その背景とは? 発表されたサービスの狙いは?特にプレミアムコンテンツ戦略の軸となった、ゲームと映像の事業について、現地取材で得られた情報を加味して解説する。 今回発表されたサービスはどれも「付加価値型サービス」であることが特徴だ。 「良い製品は、ハードウェアとソフトウェア、サービスのコンビネーションで生まれる。それこそ、アップルの得意とするところだ」 アップルのティム・クックCEOは、発表会の冒頭でそう語った。これはアップルが常々主張してきたことで、現在もこれからも変わらない。 一方で、それに加
![アップル異例の「ハード新製品のない発表会」の理由。“コンテンツ収益の追求”に舵を切り始めた](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7b270ced77bf172f1a3d954b6c912f2f1c6a9365/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fbi%2Fdist%2Fimages%2F2019%2F03%2F26%2FDSC08784.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)