9月28日、イエレン米FRB議長は、ストレステスト変更を検討していると明らかにした。写真はワシントンで同日撮影(2016年 ロイター/Joshua Roberts) [ワシントン 28日 ロイター] - イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は、年次ストレステスト(健全性審査)を変更するとともに、結果を受けて銀行の資本バッファー要件を設定することを検討していると明らかにした。 下院金融サービス委員会で証言した。経済や金融政策の見通しに関する言及はなかった。 審査手法やプロセスに関し複数の変更を検討しており、現行の資本保全バッファーについては、今後は「テスト結果に基づき、各行ごとのリスク度合いに応じたバッファー水準を設定する」と表明。これに伴い、国際金融システム上重要とされる米銀大手8行については、資本要件がかなり厳しくなるとの見方を示した。 大手銀や地銀は足元、全般的に十分な資本を備え、利