中国の李克強首相は30日夜、来月1日の建国66周年を祝うレセプションで演説し、今後も年7%程度の経済成長率の維持を目指す方針を改めて示しました。 冒頭、李克強首相が演説し、減速傾向が鮮明になっている中国経済について、「アップダウンがありながらも、よい方向に進み、合理的な範囲での運営が続いている」という現状認識を示しました。そして、「GDP=国内総生産が10兆ドルの世界第2の経済大国の中国にとって、年7%程度の成長を保つことは容易ではない」としながらも、「積極的な内需拡大と構造調整を続け、発展の質を上げ、各種リスクの防止とコントロールを効果的に行わなければならない」と述べ、今後も年7%程度の経済成長率の維持を目指す方針を改めて示しました。 さらに、李首相は「国民の幸福が改革と発展の効果を計る尺度だ。人々の幸福感の増大を持続していく」と述べ、雇用拡大や世帯収入の増加、それに貧困家庭の子どもの教