安倍総理大臣は、政府の経済財政諮問会議で、株価や為替の急激な変動が続くなか、経済の好循環の確立に取り組む考えを強調し、経済界に対し春闘での賃上げを要請すると同時に、関係大臣に対しマイナス金利政策を消費や投資の拡大につなげるため環境整備に努めるよう指示しました。 これを受けて、安倍総理大臣は、引き続き、経済の好循環の確立に取り組む考えを強調したうえで、「消費の拡大に向けて春闘の動向も重要だ。特に収益の拡大した企業には、ぜひとも昨年を上回る賃上げを実現していただきたい。関係大臣には、そのための環境整備に万全を期してほしい」と述べました。 また、安倍総理大臣は「日銀が、今般、導入したマイナス金利付き量的・質的金融緩和によって、住宅ローンの借り入れや、中小・小規模事業者の方々への融資にかかる金利の低下がもたらされ、ひいては消費や投資の拡大につながることを期待している。関係大臣にはこうした効果につい