小池知事勢力の過半数焦点=自民、挙党態勢で対抗-告示まで2カ月・都議選 東京都議選(7月2日投開票)の告示まで23日で2カ月となり、各党は選挙準備を加速させている。小池百合子都知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」が、知事を支持する勢力と合わせて定数127の過半数を獲得できるかが最大の焦点。小池知事と対立する最大会派の自民党は、挙党態勢で徹底抗戦の構えで、選挙結果は国政にも大きな影響を与えそうだ。 各党の公認候補は22日現在で自民58人(現有57議席)、公明23人(同22議席)、民進36人(同18議席)、共産35人(同17議席)、都民ファースト30人(同5議席)など。無所属も含め190人超が出馬を予定しており、さらに増える見通し。 2013年の前回は候補者59人の全員当選を果たした自民だが、今回は高い支持率を誇る小池知事が相手。また、公明党との共闘を解消し単独で戦うことから危機感を