[ニューヨーク 6日 ロイター] - 来年2月に任期が切れるイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の後任候補として有力視されているケビン・ウォーシュ元FRB理事について、ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのエコミストは6日、同氏がFRB議長に就任した場合、FRBは現在の緩やかな利上げと緩やかなバランスシートの縮小路線から逸脱するとの見方を示した。 ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルの米金利戦略部門責任者のジョージ・ゴンカルベス氏は、「ウォーシュ氏が主導するFRBは現在の路線から明らかにシフトし、最も興味深くなると見ている」と述べた。 ノムラのエコノミストは、トランプ大統領がウォーシュ氏を次期FRB議長に選ぶ確率は40%であると予想。FRBの現行路線を維持すると見られている現FRB理事のジェローム・パウエル氏を選ぶ確率は20%としている。
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