石破氏は10日の記者会見で、人口減少や激変する経済、安全保障環境に対応するため、「日本の設計図を書き換えていかないといけない」と決意を述べた。「政治・行政の信頼回復100日プラン」を作成し、特に中央省庁の幹部人事を管理する内閣人事局の見直しなど首相官邸の信頼回復に取り組む考えを示した。 経済に関しては、アベノミクスによる株価上昇や雇用改善を「否定するつもりはない」とした上で、「改革の前提条件が整った」と指摘。「明るさが見えた時こそ答えを出さないといけない」と語った。 石破氏は61歳。衆院鳥取1区選出で当選11回、防衛相や農水相を歴任した。08年、12年に続く3回目の挑戦。12年総裁選では地方票で安倍首相を上回ったものの、決選投票で国会議員票を集めた首相が逆転した。第2次安倍政権発足後は党幹事長、地方創生担当相を務めた。15年9月に結成した石破派(水月会)には自身を含め、20人の国会議員が所
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