正直あまり筆が進まない、いやキーボードが心地よく鳴らないわけだが、これだけ中銀関連の記事を書いておきながら、昨日の日銀について触れないわけにはいかないのだろう。しかし「理解」を「目途」や「ゴール」と言い換えてみたところで、アクションによって結果が変わらなければ普通に意味がないわけで、怒られて「頑張ります」を「死ぬ気で頑張ります」に言い換えるのは、オトナなら誰でも知っていることだが、典型的な駄目シグナルだぞ。 で、何するのかと思ったら「基金」を増額して65兆円って、お前な、日銀券の残高が80兆円だってのに、これで特別枠を名乗る意味あるのかと。そもそも財政への懸念から、長期金利の上昇不安から、増税を余儀なくされつつある状況下で長期債買って、リスクプレミアムを押し潰すのが目的ですって、でも(僕はそう思ってないから)財政ファイナンスじゃありませんって、それ典型的な財政ファイナンスだろ、常識的に考え