「黒く加工された紙幣を化学薬品で洗浄すると元に戻せる」とうそを言い、薬品購入を持ち掛ける「ブラックマネー詐欺」の手口で現金をだまし取ろうとしたとして、愛知県警は26日までに、詐欺未遂の疑いで、埼玉県入間市に住むカメルーン国籍の自称派遣社員、ニバ・マンフレツド・チェ容疑者(33)を現行犯逮捕した。県警によると、容疑を否認している。 逮捕容疑は8月31日~9月2日、名古屋市の自営業の男性(64)に「500万ドル分の黒い紙を洗浄するための薬品の購入代金は18万ドル。頭金は8万ドルだ」などとメールを送り、9月24日に名古屋駅構内で現金をだまし取ろうとした疑い。