ブラジルのアダジ財務相は8月14日放送のポッドキャスト・インタビューで、政府は中央銀行が利下げを遅らせたことに驚いていると述べた。4月、北京のブラジル大使館で代表撮影(2023年 ロイター) [ブラジリア 14日 ロイター] - ブラジルのアダジ財務相は14日放送のポッドキャスト・インタビューで、政府は中央銀行が利下げを遅らせたことに驚いていると述べた。中銀は2日に利下げして金融緩和サイクルに着手したが、もっと早く始めるべきだったとの見解を示した。
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ロシア・ルーブルが昨年3月以来初めて、心理的に重要な水準である1ドル=100ルーブルを割り込んだ。ロシア銀行(中央銀行)は15日に緊急会合を開く。 ロシア中銀によれば、会合後のモスクワ時間午前10時半(東京時間午後4時半)に主要金利に関する声明を発表する。それ以上の詳細は明らかにしていない。同中銀は7月に主要政策金利を1ポイント引き上げ、8.5%とした。利上げはウクライナ侵攻後の緊急措置以来だった。 中銀は年内いっぱい国内市場での外貨購入を停止すると9日遅くに発表したが、ルーブル安に歯止めがかかっていない。プーチン大統領の経済顧問は、中銀がルーブル安に寄与していると批判した。 マキシム・オレシュキン大統領主任経済顧問は国営タス通信が14日配信したコラムで、「ルーブル安とインフレ加速の源は、軟弱な金融政策にある」と主張した。 同顧問のコラム執筆はまれで、ロシア中銀が公に批判されるのも異例。ル
米国の金利がかなりの将来にわたってインフレ率より高い水準で推移することにトレーダーは賭けており、主要通貨に対するドルの上昇に拍車を掛けている。 10年物の米実質利回り(インフレ調整後の利回り)は14日に1.78%まで上昇し、2009年以来の高水準に近づいた。プラスリターンの魅力が、ドルに資金を回帰させている。ドルは先月に付けた約1年ぶり安値から約3%上昇している。 アジア時間14日の取引でもドルは堅調。人民元は対ドルで今年の最安値に向かい、円は日本当局が昨年介入を余儀なくされた水準に接近した。 ヘッジファンドはドルの記録的なショートポジションの縮小を続けている。オプション市場のポジショニングとセンチメントの指標によれば、投資家は3月下旬以降で最もドルに強気だ。
アルゼンチンは金利引き上げと自国通貨交換レートの切り下げを通じ、投資家の不安解消に努めている。中央銀行を焼き払うと宣言したポピュリスト(大衆迎合主義者)のハビエル・ミレイ下院議員が、大統領選挙の予備選で予想外の支持を集めたことを受け、14日の金融市場ではアルゼンチン資産への売りが止まらない。 通貨防衛のための資金が底をつく中、政府はペソの公式為替レートを18%切り下げ、1ドル=350ペソ前後とし、同時に主要金利を21ポイント引き上げて118%にするという大胆な政策転換を行った。ペソは並行市場で一時14%下落し、史上最安値を記録した後、下げ幅を縮小した。株価も売りを浴び、米国で取引される上場投資信託(ETF)は一時、2020年3月以来の急落となった。 アルゼンチン大統領選、予備選で独立系ミレイ氏が予想外の首位 ミレイ氏はリバタリアン(自由至上主義)を自認し、経済のドル化を支持する。
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