スポーツ賭博運営の米ドラフトキングスが27日の米株式市場で大きく売られた。全米大学体育協会(NCAA)のチャーリー・ベーカー会長が試合の勝敗ではなく選手の細かい成績や統計を対象とした「プロップベット」と呼ばれる賭けを禁止すると発表した。 ドラフトキングス株は6.8%安で終了。一時は8.8%値下がりする場面もあった。ブックメーカー「ファンデュエル」の親会社フラッター・エンターテインメントの株価も下落した。 ベーカー会長によれば、NCAAは州議会と協力し、全米で大学のプロップベットを撤廃する。「学生アスリートを保護し、ゲームの誠実さを守るため、スポーツベッティングを制限する」と同会長は説明した。 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、連邦議員がギャンブル運営企業に対する監視を強化し、ギャンブル依存症の患者をターゲットにしたプレーヤーのデータやマーケティング戦術の利用をやめさせるよう求