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ウォラーFRB理事、利下げ急ぐことない-遅らせるか回数減少も
ウォラー理事はエコノミック・クラブ・オブ・ニューヨークでの講演向けに準備した「まだ急ぐことはない... ウォラー理事はエコノミック・クラブ・オブ・ニューヨークでの講演向けに準備した「まだ急ぐことはない」と題した講演テキストで、「最近のデータを受けて、私の見解では利下げの全体的な回数を減らすか、さらに先送りするのが適切だ」と話した。 「経済生産や労働市場には持続的な力強さが見られる一方、インフレ抑制の進展は減速している」とし、「こうしたサインを踏まえると、金融緩和開始の措置を急いで講じることは考えられない」と説明した。 ウォラー理事の発言をマーケットが消化したことで、米国債相場はアジア時間28日の取引で下落し、金融政策に敏感な米2年債利回りは約4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。トレーダーの間では米利下げ期待が後退し、2年債利回りは今年に入り35bp余り上昇している。 昨年7月に利上げして以降、政策金利を二十数年ぶりの高水準に据え置いている米金融当局では、今年のどの時期にど
2024/03/28 リンク