8月23日、日銀の加藤毅理事は参院・財政金融委員会の閉会中審査で、利上げ後も実質金利は大幅なマイナスであり、引き続き経済活動や企業収益、賃金をサポートしていくことになると述べた。写真は日銀本店。都内で3月撮影(2024 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 3日 ロイター] - 日銀の加藤毅理事は3日、衆院・決算行政監視委員会で、日銀が保有する上場投資信託(ETF)の「含み益はけっこうある」と述べ、株価が下落しても直ちに決算上の期間損益に影響が出る状況ではないと指摘した。今すぐにETFの処分を行うことは考えていないとした上で、ETFの処分を含めた今後の取り扱いは「ある程度時間をかけてしっかり検討していきたい」と話した。