せっかくなので産婦人科の視点から生活保護を語ります。 産婦人科で看護師として働いている嫁からの伝聞なので、所々違うかも知れませんが、話の筋はあってるはずです。 特定を防ぐため若干の脚色を加えます。そしてなぜかラノベ風。 ---------------- 病院の玄関前に高級車がとまる。 中からは化粧をバッチリきめ、長い爪にネイルをたくさん盛り、デコりまくったケータイでなにやら話しながら降りてくる女性。 運転手は男性、女性を降ろすとどこかへ行ってしまった。 玄関を抜けそのまま受付へと来る女性。 ブランド物のバッグと財布から出されたもの。 生活保護の受給証明である。 「なんか~、できちゃったみたいでぇ~、育てらんないし、堕ろしたいんだけどぉ?」 唖然とする受付担当。モードを切り替え、事務処理だけに徹する。 診察室に呼ばれても、女性の態度は変わることが無く、幾度となく新しい命を取り上げてきた産科医