モノづくり推進会議は8月24日、東京・秋葉原の秋葉原コンベンションホールで特別シンポジウム「全く新しい未来 2050年の社会とモノづくりの展望」を開催しました。経済産業省の前田泰宏情報経済課長、日本IBMの岡村久和未来価値創造事業グリーン・イノベーション事業推進部長、アミタの熊野英介社長が講演しました。深刻化する地球環境問題への対応を念頭に置きながら、2050年に向けた経済、社会、産業構造のあり方について提言、パネルディスカッションを行いました。200人を超える聴衆者に熱く語りかけました。 2008年の北海道洞爺湖サミットで、日本は世界の二酸化炭素(CO2)排出量を2050年に半減するという提案をしました。今年のラクイラサミットでは、先進国はCO2排出量の80%削減に合意しました。技術によるブレークスルーが大変重要ですが、人間の価値観、我々が寄って立つ「ふるさと」に原点回帰しないと無理で