Case: If only for a second 約3人にひとりの割合で発症するといわれている病気、がん。 致死率が高い病気であると同時に、治療しても再発や転移の可能性があることから、患者にとっては肉体的・精神的に大きな負担となります。 2年半前にがんと診断されたこの女性。根治の見込みはないと医者に告げられましたが、それを受け入れられず、つらい日々を過ごしています。 こちらの女性は、肺がんが発見された時にはすでにひどく進行している状態でした。死と隣り合わせで生きなければならないことに、常に恐怖を感じています。 彼女たちのような、がん患者のメンタル面でのサポートを行うフランスの医療団体「Mimi Foundation」は、わずかな時間でも患者が病気の辛さを忘れられるようにと、「If only for a second(たった1秒だけでも)」と名付けたプロジェクトを企画しました。 闘病中の