独立行政法人 情報処理推進機構(以下、IPA)は20日、“JIS X 0213:2004”(以下、“JIS2004”)をサポートし、商用・非商用に限らず無償で利用できる日本語フォント「IPAフォント」の最新版となるv003.01を公開した。最新版の主な変更点は、ライセンスとして新たに策定された“IPAフォントライセンス”v1.0を採用し、改変や再配布が可能になったこと。 同ライセンスには、「IPAフォント」から派生したフォントが乱立して文字への信頼性が低下することを防ぐため、派生フォントをダウンロードしたユーザーが派生フォントをオリジナルの「IPAフォント」へ戻せる方法を提供しなければならない、といった制限が設けてある。しかし、“JIS2004”に対応した「IPAフォント」を改変し、新たなフォントを作成できるメリットは大きいだろう。 そのほか最新版では、ファイル形式がこれまでのTTF形式か