グーグルが把握している手法は、この2種類だけではないはずだ。また次のようにも言っている(強調は筆者による)。 最近 Google が対応を行ったケースでは、委託先 SEO 会社がリンク操作のネットワークを保有して依頼主に提供している例だけでなく、企業自身が主体となってリンク操作のためのネットワークを運用している例が見受けられました。そのような例に対して Google は、ウェブマスター向けガイドライン違反として適宜自動または手動による対策を実施しています。 SEO業者から購入した有料リンクだけでなく、自社製の人工リンクもお見通しということだ。 なおこれは日本独自の記事となる。日本は日本で、精力的にスパム対策にあたっているという証拠だ。 日本語で読めるSEO/SEM情報SEOには“伝える力”も重要 ★★★☆☆ アルゴリズム分析よりも大切? (サイバーエージェントSEO情報ブログ)SEO担当者
もっとも、すべての検索結果でこのような状況が見られるわけでなない。例で挙げた「財布 メンズ」は「メンズの財布を購入する意図」がある検索なので、広告やショッピング系の結果が多くなっているのだ。 ヤフーはこうした検索結果を見せたほうが、検索ユーザー体験の向上につながると考えているのであろう……とはいえ、個人的にはやり過ぎのように思えるが。 日本語で読めるSEO/SEM情報悪質SEO業者とのトラブルが増加中 ★★★★☆ だまされないように正しいSEOの知識を付ける (朝日新聞デジタル)朝日新聞に掲載されたこちらの記事によると、悪質なSEO業者によるトラブルが増えているようだ。 (運営サイトがグーグルに警告を受けた会社の役員は)契約していたSEO業者に対応を求めたが、のらりくらりで1カ月たっても事態は変わらない。業を煮やし別の業者に約50万円を払って対策を講じ、今年4月に順位が戻ったという。 国民
BrightEdge(ブライトエッジ)が、モバイルの利用状況を調査した結果を公開した。 レポートのなかには、モバイル向けサイトの調査も含まれている。 たとえばモバイルサイトの構成によるランキングの差異だ。 グーグルは、レスポンシブ・ウェブデザインと動的配信、別URL構成の3つのモバイル向け構成をサポートしている。検索順位において、これらの3つには差異はほとんど見られない。優劣をつけていないというグーグルの説明は正しそうだ。 これは嬉しい発見といえる。しかし放っては置けないデータもある。 別URL構成のサイトには、設定ミスが非常に多く見られる。rel="alternate"がない ―― 61%Vary HTTPヘッダーを返していない ―― 41%rel="canonical"が間違っている ―― 35%rel="canonical"がない ―― 35%rel="alternate"が間違って
「ネガティブSEO」とは、第三者が悪意をもったスパムリンクを競合サイトに対して張ることで、競合サイトの検索順位に悪影響を与えること。 グーグルは、ネガティブSEOが可能だということを認めていない。しかし、ネガティブSEOだとしか思えない順位下落が発生したり、手動対策を受けたりしているという声は、SEOの世界に根強く存在する。 こちらの記事では、ネガティブSEOから身を守るための監視方法を説明している。 やり方は簡単だ。 グーグルウェブマスターツールの「サイトへのリンク」から定期的に最新のリンクをダウンロードする。もし見に覚えがない怪しげなサイトから大量のリンクが張られていることを発見したら、リンクの否認ツールで否認する。 今のところ、ネガティブSEOをそんなに心配する必要はないと、筆者は考えている。それでもどうしても不安でしかたがないのであれば、この方法で事前に防御しておくのもいいだろう。
マット・カッツ氏が話しているポイントをまとめると、次のようになる。 グーグルは、どのコンテンツが検索ニーズを満たせるかを判断する能力を、さまざまな方向で進化させている。 たとえば、コンテンツを判断する能力も上がってきている。 人間が日常的に使う言葉を理解する力を高めている。キーワードを指定するだけでなく、対話形式で答を導いていくやり方もある。 だれがコンテンツを作ったかも評価の要因に取り入れようと試みている。特定の検索ニーズに対して、その分野の専門家が執筆したコンテンツだとわかれば、それも重要なヒントになるから。 将来、こうした技術が大きく進歩していけば、検索ニーズを満たすコンテンツを判断するための要素として、バックリンクの重要性は、今よりも少し下がっていくだろう。 こう整理すれば、「Googleが被リンクからオーサーランクに移行する」という論調が、こうした説明のごく一部分を抜き出して強調
検索順位が上がるのを期待してリダイレクトを設定したのに、何も起こらなかった。そんな経験はないだろうか? あるいは、さらに悪いことに、トラフィックを減らしてしまったという人は? 301(恒久的に移動)リダイレクトは、正しく使えばごちゃごちゃしたアーキテクチャをすっきりと整理し、古くなったコンテンツの問題を解決し、ユーザー体験を向上させるという力を発揮する。それでいて、リンク資産や順位獲得能力はそのまま維持できる。 ただし、使い方を間違えると悲惨な結果をもたらしかねない。 グーグルは2012年から、質の低いリンクに対する取り締まりを強化した。このため、301リダイレクトの誤った使い方によってダメージを受ける可能性が大きく高まった。 さらに、グーグルが関連性のないリダイレクトの取り扱い方を若干変更したという証拠もある。 こうしたことから、301リダイレクトを正しく実装することの重要性、以前にも増
マット・カッツ氏が示したのは次の3つのやり方だ。 ドメイン名を「site:」検索する(例「site:example.com」) すでにコンテンツを公開しているのに、検索結果に1ページも出てこなかったとしたら、問題を抱えているドメイン名である可能性が非常に高い。 .comや.co.jpなどのTLD(トップレベルドメイン名)を除いたドメイン名で検索する(例 「impress.co.jp」なら「impress」だけ) そのドメイン名の過去の振る舞いを、ウェブに残っている痕跡から知ることができる。スパムメールが送られてくるドメイン名だったり、スパムコメントに書き込まれているURLのドメイン名だったりするかもしれない。 Internet Archiveで調べる Internet Archiveが提供するWayback Machineを使うと、サイトの過去の様子を知ることができる。スパムサイトっぽく見
セグメント化によってクリック率が130%、 コンバージョン率が5.3倍に改善された。 タグ管理ツールとアクセス解析ツールの連携で、 より詳細なユーザーの切り分けが可能になる。 「コンバージョン絶対数」の課題は、 リッチメディア広告の活用で解決できるかもしれない。 こう語るのは、株式会社オプトでタグ管理ツールを活用した広告事業を担当する島倉弘樹氏だ。 タグ管理ツールを使ったマーケティング施策は比較的新しい分野であり、多くの企業が試行錯誤の段階にある。そんな中、オプトはYahoo!タグマネージャーの導入や運用を積極的に支援することで、自らの経験値を高めている。同社のYahoo!タグマネージャーを活用した取り組みについて島倉氏に伺った。 「タグマネージャー導入は当たり前」にすることで 施策の可能性を広げる オプトは、ネット系の広告やマーケティング分野において全国規模で事業展開を行う広告代理店だ。
住太陽氏が、検索ユーザーの“検索意図”を理解することの重要性を説明した。 一般的に、検索クエリは意図によって次の3つに分けられる。 情報や知識を探したい (インフォメーショナル・クエリ)特定のサイトに移動したい (ナビゲーショナル・クエリ)購入や予約など取引したい (トランザクショナル・クエリ)とても重要な概念なのだが、日々精力的にSEOに取り組んでいるウェブ担当者でも知らない人がいるのではないだろうか。これらの理解なしでは、効果的な検索エンジンマーケティングを実行できないと言ってもいい。 検索ユーザーが何を求めて検索しているのか、それによって、どんなコンテンツが適切かは変わってくるし、検索エンジンがどのページを「ぜひ上位に表示したい」と考えるかも変わる。 意図で分類したクエリにはどのような特徴があるのか、それを検索エンジンはどのように扱っているのか、また検索エンジンマーケッターとしてどの
グーグルがサポートするモバイルサイトの構成は3種類ある。そのなかでグーグルが推奨するのがレスポンシブ・ウェブデザインだ。メリットが多いからだ。 しかし、レスポンシブ・ウェブデザインはあらゆる場面において、他の2つの構成よりも優れているのであろうか? レスポンシブ・ウェブデザインが向かない状況を、WebmasterWorldフォーラムのベテランメンバーが自身の経験から語った。 レスポンシブ・ウェブデザインのことを考える際にはまず、(PCやスマートフォン、タブレットなど)各デバイスでのユーザーの行動を把握しなければならない。それから、各デバイスのユーザーに対してコンテンツを適切に準備するやり方を考えるのだ。 そうした検討をした結果、レスポンシブ・ウェブデザインが最適だとはいえない状況も出てくる。 たとえば私のイベントサイトを例に挙げよう。 PCユーザーは写真と動画がものすごく好きだ、ところがモ
eコマースサイトなどでは、商品をカートに投入してから購入までの間に、少なくとも初回購入時には、名前、住所、メールアドレス、クレジットカード番号などの各種情報を入力したり、入力内容の確認作業をしたりしなければならない。 ユーザーのうち、一定の割合は、この手続きが面倒で、途中でやめてしまうことがある。いわゆる「脱落」だ。 どのステップ(ページ)で脱落したかを知りたいときは、Google アナリティクスの「目標到達プロセス」レポートを設定すれば、どのページで動きが止まったのかを簡単に知ることができる。詳しくは以下の過去記事を参照してほしい。 目標到達プロセスのレポートで、カートから購入までのボトルネックを見つけよう[第56回]しかし、Web解析担当者としては、ページ単位ではなく、各ページの入力フォームのどこで入力を諦めてしまったのかまで知りたい、というのが本音ではないだろうか。 そこで今回は、入
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