『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』最終話を見終えての感想です。 毎週あの手この手で引きずり回される、劇場先行版からあっという間の半年でした。映像面ではキケロガの全方位攻撃の動きが妙にツボで、うねうね動きながらビームを乱れ撃ちして、それをエグザベくんやシャアが避けまくるのが気持ちよくて好きでした。 良くも悪くも……いや、良くも良くも、飛び道具的な面白さ満点だったので、マチュたちの歩みが染みてくるのはこれからな気がしています。周辺知識がないほうがフラットに楽しめる可能性もあるので、『ファースト』を観てない自分の記憶をゼクノヴァ越しに覗いてみたい……。 そんなわけで、予備知識によりかえって解像度が落ちている自覚もありつつ、それでもマチュの“物語”がどのようなものだったのか、この時点での考えや感想をまとめておきます。 本作について、脚本の榎戸さんは「本物」と「偽物」がテー
