見えないものを極端に怖がるのは世界共通な気がしますが、細菌やウィルスの存在までが知識として広がっているだけに日本ではその傾向が顕著なのかもしれません。私も好きなこと以外の知識はサッパリですし、全ての人が全ジャンルに完璧などということはあり得ないけれど、勘違いするとまずい段階で止まっている中途半端な知識というのは風評被害を生むんですよね。 今まで生物由来の風評被害は様々なものが発生してきましたが、中でも寄生虫に関するものは何度も同じことが繰り返されている感じがしてなんとも不思議です。それはやはり気にしていなくてもギリギリ見えてしまう=気付いてしまう大きさというのが理由としては大きいのかもしれません。そして、気持ち悪いという偏見から近づかない=調べず終わる。 「魚の寄生虫といえばアニサキス」 というくらいにアニサキスが有名になりすぎたせいか、寄生虫がいるだけでアニサキスと決めつける、または危険