はじめに もう文字列の置換で sed コマンド使うの禁止して良いんじゃないですかね? 言いすぎだとわかってあえて言っていますが。 悪い書き方(外部コマンドに頼る方法) # 変数 line に入ってる文字列を echo コマンドで出力して sed コマンドに渡し、 # sed の s コマンドで "from" を "to" に置換して出力したものを ret 変数で受け取る ret=$(echo "$line" | sed "s/from/to/")
なんだろう、嘘つくのやめてもらっていいですか? 大学も技術者認定機関も、いつまで古いまたは間違ったシェルとカーネルの概念を説明し続けるのでしょうか? シェルはカーネルの言葉をユーザーの言葉に翻訳したり、出力結果をユーザーに中継したり、カーネルを防御したりする層ではありません。指定したコマンドを実行するだけのプログラムです。勉強中の学生か代理執筆業者が適当な文献を調べて書いたとしか思えません。そして他人の説明を自分の言葉に置き換えるのが上手い人がおかしな説明をさらに広めています。個人サイトやオンライン学習サイト程度であれば適当なことを書いていても気にも留めませんが、大学や技術者認定機関のような正しいことを書いているに違いないと思えるような所までもが間違ったことを書いているから困ったものです。 みなさんは大学や技術者認定機関が言っていることなら正しいと思いこんでいないでしょうか? そんなことあ
補足 1975: トンプソンはベル研を一時休職し、母校のカリフォルニア大学バークレー校に Version 6 Unix をインストールする作業を手伝う。これは後に BSD Unix として配布される。 1984-1998: ガンカーズが DEC でプリンシパル・ソフトウェア・エンジニアを務めた時期 ガンカーズは DEC の Unix Engineering Group (UEG) に所属 いつから DEC に勤めていたのかは不明 P63 より「小さな会社で Version 7 Unix を使っていた」ので 1979 年よりも後 V7M の開発には関わってなさそう おそらく 1980-1984 の間に DEC に入社したと思われる ガンカーズが「UNIX の考え方」についての本はないだろうか?と考えたのは 1991 年 1988: POSIX.1 標準化(POSIX.2 は 1992 年)
はじめに そりゃまあ 30 年も経てば古くなりますよ。「入門UNIXシェルプログラミング」は今もシェルスクリプトに関するオススメの本として名前が挙がる名著です。しかしこの本は古い本です。POSIX でシェルが標準化される以前の本で、内容から判断するとおそらく 1990 年ぐらいの常識に基づいて書かれています。 古いから参考にならないと言うつもりはありません。しかしどれだけ優れた本でも時間の流れには勝てません。良書であると思っているからこそ、古くなってしまった内容は訂正する必要があると考えています。なおシェルスクリプトに関する古い本はこれだけではありません。オライリーから出版されている本も古い本ばかりです。いつ頃に(原書が)書かれた本なのかを確認した方が良いでしょう。 ということでレビューというていで、古くなってしまった内容の訂正を行いたいと思います。新しく「入門UNIXシェルプログラミング
POSIX 準拠のシェルスクリプトでは find | xargs よりも find -exec {} + を使うべき!ShellScriptBashshellPOSIX はじめに find の出力を xargs にパイプで渡すというのはよく見かける使い方ですが、find -print0 | xargs -0 が使えない POSIX 準拠のシェルスクリプトでは find -exec {} + を使った方が良いです。安全かつ十分に速いからです。よく見かける -exec {} ; ではなく -exec {} + ですので間違えないようにしてください。多くのケースでは + の方が優れているのですが ; ばっかり使われているのを見ると、意外と知られてない気がします。 少しだけ予備知識として、-exec {} ; は -exec {} \; と ; をバックスラッシュでエスケープするのがよく見る使い方
実は最大並列数の制限がなければジョブ(標準入力からの一行単位のデータ)の数だけバックグラウンドプロセスを起動すればいいのでかなり簡単に実装できます。ですが普通は嫌ですよね?ということで最大並列数を制限する処理を入れています。また通常の利用で必要になりそうな CTRL-C と TERM シグナルへの対応もしています。 #!/bin/sh set -eu [ "${ZSH_VERSION:-}" ] && setopt shwordsplit MAX_PROC=4 # 最大並列数 # INT(CTRL-C)、TERM による終了処理 terminate() { trap '' TERM kill -TERM 0 exit "$1" } trap "terminate 130" INT trap "terminate 143" TERM # trap : CONT # 並列で実行される処理 fu
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