090225up 宮田律さんに聞いた-その1- オバマ政権のイスラエル・パレスチナ政策 昨年末から激化した、イスラエル軍によるパレスチナ人自治区ガザへの攻撃。 1300人以上のパレスチナ人が死亡するという事態に対し、 アメリカのブッシュ前大統領は、 あからさまなイスラエル支持の姿勢を取り続けました。 オバマ政権誕生で、そこに何らかの変化はもたらされるのか? イスラム地域の政治・国際関係を専門とする、宮田律さんに伺いました。 みやた・おさむ 静岡県立大学国際関係学部准教授。1955年山梨県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了、UCLA大学院歴史学科修士課程修了。専門はイスラム地域研究、国際関係論。著書に『イスラムに負けた米国』(朝日新書)、『イラン 世界の火薬庫』(光文社新書)、『軍産複合体のアメリカ』(青灯社)、『現代イスラムの潮流』(集英社新書)など多数。