【ニューデリー=岩田智雄】ロイター通信などによると、アフガニスタンの首都カブール中心部にある日本など各国の大使館が集まる地区やアフガン議会の建物が15日、爆弾や銃弾による攻撃を受けた。 現地からの情報によると、在アフガニスタン日本大使館内に携行式ロケット弾が少なくとも3発着弾したもようだ。大使館員は近くの防空壕(ごう)に避難しており、けが人はいないという。 イスラム原理主義勢力タリバンが犯行を認め、英・独大使館や北大西洋条約機構(NATO)の建物などを標的にしたことを明らかにした。タリバンはカブール・スター・ホテルに侵入し、ここを攻撃拠点にしたとみられる。