都議選での自公の圧勝劇は過去2番目の低投票率の中、組織が堅かった自公共が強かっただけです。昨年末の総選挙に続いて非自公の有権者はゲーム感覚で大量に投票をパス、自公に乗り換えぬ意思表示をしました。全員当選で大勝ちした自公政権には、票の移動が無かった点で不気味ですらあるはずです。7月の参院選までの期間が短すぎるので同じ傾向が続く可能性が高いと見られますが、その後は政治的受け皿の出来次第でいつでも大きな様変わり、政権交代があり得る状況が継続します。 昨年の総選挙比例区東京ブロックで、民主が100万票、維新が130万票、みんなの党が76万票を得ています。これと今回の都議選で得た得票数を比べると、失った票は民主40万票、維新100万票、みんな46万票に達します。総選挙から都議選の投票総数の落ち込み197万票が3党の失った票でほぼ説明がついてしまいます。結果としての当選者数は圧倒的ながら、自公に大して
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