6月9日、菅義偉官房長官は臨時閣議後の会見で、2019年10月に予定している消費税率の引き上げについて、予定通り実施する方針に変わりはないと語った。5月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai) [東京 9日 ロイター] - 菅義偉官房長官は9日の臨時閣議後の会見で、2019年10月に予定している消費税率の引き上げについて、予定通り実施する方針に変わりはないと語った。 政府がこの日閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)に消費税率引き上げについての記述がなく、消費増税見送りの布石ではないかとの見方が出ていることに対し、菅官房長官は「社会保障制度を次世代に引き渡す責任を果たすとともに、市場や国際社会から国の信認を確保するために必要なものであることから、19年10月に(消費税)引き上げを実施する方針に変わりはない」と強調。「アベノミクスを加速させて経済財政運営に万全を