大規模な停電解消に向けて復旧作業を進めている北海道電力は、これまでに運転を停止していた火力発電所などの再稼働が順次、進み、7日午前3時までに96万4000戸で電力が復旧したと発表しました。これで道内の停電はほぼ3分の1が解消したことになります。 その後、ほかの火力発電所や水力発電所などの再稼働を進めた結果、午前3時までに100万キロワット余りまで回復し、本州からの電力の融通も始めています。 これにより、28の市と70の町や村のそれぞれ一部、およそ96万4000戸で電力が復旧したということです。これで道内の停電は、ほぼ3分の1が解消したことになります。 さらに、運転再開の準備をしている火力発電所などの分を含めると、7日の供給能力は最大で312万キロワットを確保する見通しです。ただ、これでも地震の前の5日のピーク時の380万キロワットの8割にとどまっているため、北海道電力では停電が解消した世帯