江崎グリコは基幹システム障害により「プッチンプリン」などほぼ全てのチルド食品の出荷を停止したことを今月19日に発表したが、その影響が業務提携先の他社にも広がっていることが23日、分かった。 江崎グリコは業務提携先のキリンビバレッジが手がける冷蔵品の一部の販売を請け負っており、受託している果汁飲料「トロピカーナ」や野菜飲料の出荷が停止しているという。 江崎グリコは基幹システムの復旧作業を急ぎ、5月中旬の再開を目指しているが、「オペレーションの見直しかシステム自体を改修するかなど検討中」(広報担当者)と説明しており、具体的な復旧の見通しはいまだ立っていない。 江崎グリコは「カフェオーレ」「プッチンプリン」といった乳製品や洋生菓子、果汁、清涼飲料など17ブランドあるチルド食品のほぼすべての出荷を19日に停止した。今月3日に同社は基幹システムを切り替えた際にシステム障害が生じ、復旧を試みて18日に
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