千葉県教育委員会は2023年度、児童の学力向上のため県内3つの小学校で塾の講師による授業を試験的に導入し、効果を検証します。 11月27日は導入校の一つ、流山市立江戸川台小学校の授業が報道陣に公開されました。 塾講師による授業は、民間の進学塾の講師が1学期と2学期にそれぞれ20日間程度、小学5年生の算数を教えます。 27日の授業では、教科書に沿って「単位量あたりの大きさ」という単元で「速さ」をテーマに行われました。 児童たちは、2人のきょうだいが走った距離と時間から「1秒間に進んだ距離」や「1メートル進むのにかかった時間」を比べてどちらが速いか考えていきました。 講師は、元陸上選手ウサイン・ボルトさんの場合「1秒間で隣の教室まで行ける」などと話し、想像を膨らませて児童の関心を高める工夫をしていました。 県教委は今後、試験導入の効果を検証したうえで2024年度、本格導入するかどうか決めるとい
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