兵庫県議会の増山誠県議(2期、西宮市選出)と岸口実県議(5期、明石市選出)、白井孝明県議(1期、神戸市灘区選出)の3人は10日、新会派「躍動の会」の結成届を議会事務局に提出した。幹事長は増山氏で、政務調査会長に白井氏が就いた。 3人は昨年秋の知事選期間中、非公開情報や真偽不明の情報を政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏に提供した問題が発覚。それぞれ所属していた「兵庫維新の会」から除名と離党勧告の処分を受けて第2会派「維新の会」を離れ、無所属となっていた。 同日夕にインターネット番組に出演した3人は「斎藤(元彦)知事が掲げる『躍動する兵庫』の改革に共感している」と話し、2年後に予定されている県議選で各選挙区に候補者を擁立する方針を示した。 新たな会派構成は次の通り。 自民=38人▽維新の会=18人▽公明党=13人▽ひょうご県民連合=8人▽躍動の会=3人▽共産党=2人▽無所属=3
