「CLANNAD」のネタバレです。AFTER STORYのネタバレすぎます。 原作知らないけどアニメ楽しみにしてるなんて人は絶対見てはダメです! CLANNADを「町」を中心において翻訳すると、「町」が愛する人を救って、だからこそ町を愛しそこに住む人を愛し(秋生)、町の中の幸せな風景を集めたら(光の玉)、その奥の秘宝たる奇跡に届いた(アフター2周目)、そう並べられるでしょう。これを啓蒙的に読むと、地域・血縁・仲間内、そのような小さな共同体・親密圏を愛しつつなおかつそれを(「町」という単位のように)限定的に拡大的にしていく、”その大事さを説いている”、そんな感じに読めなくもないでしょう。ですけど……こう読めるんですけど、でもそれは、決定的なところが、現実とは違いますよね。そしてその違いこそが、大きな意味を持っていると思うのです。 現実には光の玉なんかないし、やり直しなんかない。他者に優しくし