物語の重要な鍵である姫宮アンシーについて。 褐色の肌の美少女はララァやナディアなど他作品にも いますが、メガネっ娘は珍しい。 「私は薔薇の花嫁。決闘で勝った方の思いのままです」 と宣言し、実際に従順なアンシー。 天然で可愛いところもあるのですが、 決闘に負けてしまったら「ごきげんよう」と 背を向け、今までの態度は全てリセットされます。 そうでなくても言いなりなのは表面上だけで、 心は決して許していないのは何となく伝わるので 第一話で西園寺がアンシーを引っぱたいたのは それが原因でしょう。(これでウテナと決闘することに) その後、さかさまの城から降ってくる少年にそっくりな アンシーの兄・鳳暁生(おおとり あきお)が登場。 ウテナを助けてくれた王子様と同一人物……?と ウテナも彼に魅かれていくのですが 本来「助けてくれる存在」の王子様こそが アンシーを抑圧し、犠牲にしていたことが 明らかになり
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