これまで4回にわたりLINE@の概要を見てきた。短期連載ではあったが、本記事に沿って申し込みや設定、操作を行えば、もう顧客への情報発信ができているはずだ。 最終回となる今回は、LINE@のO2O(オンライン・ツー・オフライン=ECと実店舗の連携)ツールとしての側面を確認して連載を締めくくりたい。 メルマガの代替からO2Oツールへ 現在、筆者はブロガーのコグレマサト氏との共著『LINE なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか?』(マイナビ新書)の続編として、LINE@の活用法についての書籍を制作中だ。そのため、本連載中も並行してLINE@導入企業や自治体への取材を進めている。 その中で改めて見えてきたのは、「月額5250円からと運営側としては簡単に始められ、一見機能もシンプルに見えるLINE@だが、さまざまな側面を持つあるいは持たせる」ということだ。 (A)QRコードやLINE@公式