デジタル一眼レフもいいけど、レンズ一体型で超高性能なモデルでないかなあと思っていた人にとって、「24ミリからの超広角ズームっ」「デジタル一眼レフに迫るでかい撮像素子っ」とくればもうそれだけで嬉しくなるのであるが、同時に「デジタル一眼レフに迫るデカさ重さ」がついてきたのである。 でも大きいだけの性能は持っているからしょうがないかもしれない。ソニーのハイエンド機「DSC-R1」は、まったく新しいタイプの、まさに「レンズ一体型デジタル一眼」と呼ぶにふさわしい面白いデジカメなのだ。 デジタル一眼レフとコンシューマー向けコンパクトデジカメの中間に位置する存在なのでどっちから語るかで話は変わってくるんだけれども、ずらずらと語るより最初に簡単にまとめておいた方がよいかと思う。 デジタル一眼的なところ ◎ APS-Cに迫る撮像素子のサイズ ○ 画像のアスペクト比が3:2 ○ 大きな24ミリからの広角系5倍