asahi.com（朝日新聞社）：建物配置が醸し出す「知」の緊張感 - 山上浩二郎の大学取れたて便 - 大学 - 教育米コロンビア大学（番外編） 建物配置が醸し出す「知」の緊張感2010年4月7日 コロンビア大学の中心部 大学の建物の配置図 ３月下旬に駆け足で米ニューヨークの教育機関を取材した。その途中、コロンビア大学に寄って、学内を見て回った。各種ランキングの上位に位置する米国東部アイビーリーグの名門で、日本でもなじみがある。歴史的なキャンパスそのものにも特徴があり、「いちご白書」など数々の映画の舞台にもなった。外から見た大学の印象を報告する。 ◇ 創立が１７５４年だから合衆国独立以前の植民地時代、５番目に創設された。訪れたのは、マンハッタン北西部の高台にあるメーンキャンパス。当日は土曜日だったが、学生が行き来して、活気があった。ただ、どの建物の内部に入るにもＩＤカードが必要で、まったくの部外者が入ることができる建物スペースは少なかった。キャンパスの中央にある広場では、学生らが地域の人にスピーチをするな
