財務省の福田淳一事務次官の女性記者に対するセクハラ疑惑が世の多くの女性たちの怒りを呼んでいる。真偽は依然、不明だが、福田氏が事実関係を否定する一方「言葉遊びを楽しむようなことはある」とコメントしたことや、財務省が記者に名乗り出るよう求めたことが火に油を注いだ格好だ。あすはわが身、かもしれない本紙女性記者が緊急紙上ミニ座談会で問題の本質や、自身のセクハラ体験を語り合った。
ダイバーシティが叫ばれる昨今。職場での男女格差も埋まりつつあると思う人もいるだろうが、なかにはいまだに男女比率が極端な業種も少なくない。そんな職業の一つが「警察官」である。 交番で女性警察官を見掛けることも最近は珍しくなくなったとはいえ、警視庁の女性警察官はわずか8.9%(平成28年度)と少数派。それだけにかなりの苦労がある。 「実はさほど困ることはないんです。出世したらやっかみとかがあるかもしれませんが、下っ端だとかわいがられるし、本当に厳しい仕事から外されることも多い。体力面でも学生時代に厳しい体育会系のクラブに入っていれば大したことはありません」 こう話すのは、警視庁で交番勤務をしている20代の女性巡査。 「ただ、セクハラは多少ありますね。彼氏のことを根掘り葉掘り聞かれたり、お尻を触られるなんて日常茶飯事。警察ならではの厳しい上下関係が身についているので、上司の誘いもなかなか
アメリカで行われている中絶で、中絶薬の利用と中絶手術が半々になったことを報じたDAILYSUN New Yorkというサイトの記事に違和感をおぼえた。 「選択肢が増えるのは良いものの、中絶薬を手軽で身近なものにしてはなりません。」というコメントが憤った表情の女性のイラスト付きで載っているからだ。これって、誰の判断なんだろう? 誰が誰に対して怒っているのだろう? 中絶薬が手軽で身近なものになれば、避妊を怠るバカな女が増えるとでも言いたいのだろうか? いやむしろ、中絶薬があるからといって、避妊を怠るようになるのは男性側ではないのだろうか? いつの世にもどの文化にも望まれない妊娠は一定割合で生じている。中絶を必要とする女性たちに、より負担の多い中絶方法という選択肢しか与えられていない現状にこそ、女性たちは怒りを向けるべきではないのではないか? 情報源(New York Post)の記事を確かめた
化粧品などを製造・販売するポーラ(POLA、東京都品川区)のテレビCMが、ネット上を「ザワつかせている」。CMコピーは「この国は、女性にとって発展途上国だ」。 出演する女優の顔に笑みはない。コピーを命じられた女性や、会議出席者全員のコーヒーカップを1人で片づける女性が、会社の中の「不条理」を表現する。挑戦的なコピー、CM内容だが、「なんか刺さった」「そうだそうだと思った」とネットで共感の声が集まっている。一体、何の目的で作られたのか。同社に聞いた。 ■「限られたチャンス、立ちはだかるアンフェア。」 CMは、16年7月21日から8月3日(一部地域は7月27日)にかけてテレビで放映。現在はYouTubeで視聴できる。 かつて「ポーラレディ」、現在「ビューティーディレクター」と呼ばれる店舗販売員になりたい人へ向けた説明会「リクルート・フォーラム」が8月20日と27日、東京・名古屋・大阪・
大統領選のたびに蒸し返される「中絶論争」ですが、今回は、共和党候補のトランプがお手つきをしています。朝日新聞2016年3月31日の記事から引用します。 米大統領選の共和党候補者指名争いでトップを走るトランプ氏(69)が30日、人工妊娠中絶をした女性には「何らかの形で罰があるべきだ」と発言した。他の候補者たちから非難の声が上がり、同氏は発言を事実上、撤回した。 テレビ局主催の集会で司会者から「中絶に罰が必要か?」と問われ、トランプ氏が「罰があるべきだ」と返答。司会者が「(罰されるのは)女性か?」と重ねて聞くと、「そうだ、何らかの形で」と答えた。 トランプ氏と指名を争うクルーズ上院議員(45)は「彼は問題を真剣に考えず、注目を集めるために何でも言う。女性を罰することなど話すべきではない」と批判。民主党の有力候補クリントン氏(68)はツイッターで「ゾッとする」と非難した。 トランプ氏は、問題化し
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2016年05月09日 恵泉女学園大学学長 大日向雅美 「アインシュタインよりディアナ・アグロン」という歌をご存知でしょうか? "アインシュタインって どんな人だっけ? 聞いたことあるけど 本当はよく知らない""世の中のジョーシキ 何も知らなくても メイク上手ならいい""女の子は恋が仕事よ""ママになるまで子どもでいい""ニュースなんか興味ないし たいていのこと 誰かに助けてもらえばいい"・・・と、博多を拠点とするアイドルグループHKT48が歌っている歌です。 この春、担当している「心理女性学」の授業を終えて部屋に帰ろうとした私を一人の学生が待ち受けて、スマホの画面でこの歌詞を見せてくれた時には目が点になりそうでした。ノルウェーの教科書に、女の子は男の子に比べて能力が劣っているからという理由で、教科書に"女の子は解かなくてよい"というマークがつけられていたことを思い出してしまいました。でも
■女性犯罪被害者同じ事件が起きても、被害者が若い女性だと大きく報道されがちです。さらに、世間の注目は、その若い女性被害者に集中します(加害者側が若い女性でも、やはり大きく報道され注目されますが)。 注目されるだけではなく、しばしば女性被害者は責められます。中年男性が路上強盗にあっても、世間は注目もせず責めもしません。ところが、若い女性が路上犯罪の被害にあうと、なぜそんな道を一人で歩いていたのかとか、なぜそんな服を着ていたのかなどと責められます。中年男性が被害者なら、なぜそんな高級なスーツを着て金持ちそうに見える格好をしていたのかと責められることはないのに。 さらに、犯罪に女性が絡んでいる場合、マスコミ報道は女性の日常行動やプライバシーなどを探りやすくなります。夜遊びをしていた、子どもの面倒を見ていなかったなど、男性なら報道されない私生活が報道されやすくなります。 以前、ある一流企業に勤める
大阪市鶴見区にある市立茨田北中学校の寺井壽男(ひさお)校長の「女性にとって最も大切なのは子どもを2人以上産むことです。これは仕事でキャリアを積むこと以上に価値があります」という発言が波紋を呼んでいる。 寺井校長はどう考えているのか。発言の真意を聞くため校長室を訪ねると、「激励の電話がいっぱい来ている」と、送られてきた意見書を見せてくれた。賛同意見より、抗議のほうが若干多いように映った。 これを読んでほしいと2枚の紙を渡された。 「読んでもらえばわかります」 それは校長発言が問題視されたあと、校長が憤懣やるかたない胸中をつづったもの。生徒に向けて、教頭に全校集会で代読するよう頼んだメモだった。 「読んでいただけました? “117名の女子生徒も全員が澄んだ瞳で、さわやかに証書を受け取りました”との一文があるでしょう。この意味がわかりますか?」 今月11日にあったばかりの卒業式のこと
「2人出産が仕事より価値」発言がなぜ炎上しているのか分からない|やまもといちろうコラム(1ページ目) - デイリーニュースオンライン この話に関連して、やまもといちろう氏がtwitterでちょっと気になることを言っていました。 フランスで成果出したシラク三原則と全く同じ話だから、あの話がトンデモにされてること自体が日本の病気ですわ RT @y_arim: 一見マトモな主張だけど(個人のライフスタイルがアプリオリな属性で規定されるべきではないという見地からは『女性にとって最も大切なこと』は大きなお世話だと— やまもといちろう (@kirik) 2016年3月22日 「シラク三原則」とは、その名の通りシラク大統領時代のフランスでとられた少子化対策の基本方針で、日本でも度々紹介されています。特にライフネット生命の出口さんが頻繁に言及していますね。 少子化は文化を滅ぼす 仏の「シラク3原則」に学べ
twitter等で話題になっていた、自民党参議院議員中川雅治公式ホームページに掲載されている橋本聖子、義家弘介との鼎談「日本再生とは教育再生のことです」がハフィントンポストでも取り上げられていた。 中川雅治・自民議員、同級生が全裸にされても「回りはいじめだと思っていなかった」 4ページにわたって掲載されている発言録の3ページ目の中川氏の発言が問題になっている。例えばこんな風である。 同級生を脱がして、皆でお腹やおちんちんに赤いマジックで落書きしたりしました。やられた方は怒っていましたが、回りはこれをいじめだと思っていませんでしたね。今なら完全ないじめになり、ノイローゼになったりするケースもあるのかなあと思います。いじめられている方も弱くなっているという側面はありませんか。 6年前(2009年)のものであるとはいえ、トップページからリンクが貼られていることから、本人の認識は現在も変わっていな
ネットで販売されている冷凍母乳に人工母乳が混入されていたり、衛生面で危険であったりする報道がなされた。この裏には、我が子は母乳で育てなければいけないという根強い「母乳信仰」がある。 このような母乳信仰により、赤ちゃんも危険にさらされている。 ベテラン産科医で『カンガルーケアと完全母乳で赤ちゃんが危ない』(小学館)の著者である久保田史郎医師(久保田産婦人科麻酔科医院院長)が警鐘を鳴らす。 「母乳が赤ちゃんにとって素晴らしい栄養源であるのは間違いありませんが、実は、ほとんどの母親は出産直後は乳首ににじむくらいしか母乳が出ません。体重3000gの新生児なら1日あたり最低でも約220mlの栄養が必要ですが、どんなに母乳の出がよい母親でも、必要な量の母乳が出始めるまでは1週間くらいかかるのが一般的です。 それなのに、完母主義(完全母乳主義)をとる病院や助産院では、母親に『赤ちゃんは3日分の弁
先日、91になりました。現役でお産取っている人間としては、日本で最高齢やと思います。助産師の資格を持っている方としてはもっと上の方もいらっしゃるんですけど、施設に入っていて活動もしておられないとか、そんな状況なもんですからね。 私がお産のお手伝いをするようになったのは、終戦直後の昭和20年です。最初に取り上げた赤ちゃんが70になるわけですね(笑)。数で言うたら4000人くらい赤ちゃんを産ましたことになるんかな。そんだけやってきてつくづく思うんは、同じお産って1つもない、ということです。 人にはそれぞれ「生まれ方」がある 同じご夫婦で7人産んでも8人産んでも、お産は一回一回みんな違うんです。だから私はいつからかな、陣痛は赤ちゃんの言葉なんやと感じるようになったんです。 例えば「微弱陣痛」という名前をお医者さんがつけているものがあるでしょう(編集部注:一般的に分娩中は陣痛が強くなっていくが、こ
中国で当初の予想より大幅に遅れて重要会議の「三中全会」が開かれました。経済対策とりまとめの難航や軍高官粛清の影響がささやかれる中、習政権の今を読み解きます。
「まずは自分が産めよ」。女性蔑視のヤジが問題になった東京都議会で、塩村文夏(あやか)都議(35)はそんな言葉を聞いたという。大阪市議会では村上満由(まゆ)市議(29)が一昨年、出産した。直面したのは産休制度がなく、妊娠・出産への嫌がらせも横行する議会の現実だった。強固な男社会の議会が問われている。■産休制度なし 「出産謝れ」発言も 「議会の女性軽視は根深い。もっと仲間が増えて欲しい」。都議会のヤジ問題に、村上氏=中央区選出、大阪維新の会=はそう考えずにいられなかった。 2011年4月に初当選し、直後に結婚。4カ月後に妊娠が分かり、市議会の産休制度を調べようと規則を見て驚いた。「出産という言葉がどこにもない」。市議会事務局の担当者は「明確な規則はない」と打ち明ける。 市議の出産は、市議会初のケースだった。村上氏は「子育て現役世代の女性が議員になり、出産することを規則が拒んでいるかのようだ」と
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