大好きなズリニェヴァツ公園も白いキャベツのような紫陽花がぽんぽん。6月、梅雨まっただ中のザグレブです。 そして午後から夕方にかけてまるで映画のシーンのように灰色雲が立ち込めたかと思うと、そら来た!雷ゴロゴロ、スコール的バケツをひっくり返したドンガラガッチャン!大粒の雨が歩道を滝のごとく流れて、思わずそばの店に駆け込む。 そんなザグレブの梅雨を吹き飛ばすような、美味しい野菜が食べたいな。そうだ、赤パプリカのスープがいいな。初めてそれを食べたのはニューヨークにいたころ。イタリアンのお店で。名前は忘れてしまったけど。ニューヨークにわたしを訪ねて来た母と偶然入ったお店だったけど、真っ赤で濃くのある園スープの美味しさったら、もう。 雨の前に、と所用で出かけたついでにドラツの市場に行った。思った通り、赤パプリカはまだ旬には早く、どの店先にも並んでいなかった。1軒のおじさんが「レストラン用ならあるから、
「俺ね、5年以内に起業して年収1000万超えるから。」を見て似たような話を思い出したので、体験談を書く。 直接勧誘されたのは当時社会人一年目の弟で、気づいた時には完全に重症だった。被害者は勧誘された本人とその家族だよねという、とある片田舎で起こった本当の話。 登場人物は東京にいる俺と実家に住む両親。同じく実家に住む、世間知らずで素直すぎる弟。一応兄弟共に大卒。 300万の外車を新車で購入 今を去ること数年前、ある年の大晦日。久しぶりに実家に戻ると見慣れない外車が置いてあった。オープンカーでツーシーターの外車・・・!黄色い外装とゾロ目のナンバーがまぶしい。 母親に聞くと、一週間前の12月24日に突然ディーラーから届いたらしい。弟がマルチ商法に参加し、クリスマスプレゼントとして自分に買ったんだそうだ。ビックリした母親は俺に相談しようと思ったが、心配かけたくないのとうまく整理できなかったので言え
徹底調査「原発再稼働」を推進するこれが国会議員のリスト ああ、3・11に学ばず---これがこの国の現実 いまもって電力会社と労組がくれる「カネと票」 に群がる彼ら 国民の大半は「再稼働」なんてあり得ないと思っているのに、永田町ではなぜか既定路線のように「再稼働」に向けて進んでいく。このギャップの理由を知れば、政治家の身勝手さに驚くに違いない。 献金してもらっているから 「原子力ムラというものが、いかに政界に根を張っているかを見ると、それは電力会社や関連労組から支援を受けている議員が存在するというような単純な構造ではありません。たとえば、原子力発電所を再稼働させたいのは電力会社だけでなく、原発を造るメーカー、その下請け、工事を行うゼネコン、ウラン輸入に関わる商社、さらにそれらの企業におカネを貸している金融関係など多種多様であり、各々の業界から支援を受けている議員がいます。 また、それに加えて
徹底調査「原発再稼働」を推進するこれが国会議員のリスト ああ、3・11に学ばず---これがこの国の現実 いまもって電力会社と労組がくれる「カネと票」 に群がる彼ら 国民の大半は「再稼働」なんてあり得ないと思っているのに、永田町ではなぜか既定路線のように「再稼働」に向けて進んでいく。このギャップの理由を知れば、政治家の身勝手さに驚くに違いない。 献金してもらっているから 「原子力ムラというものが、いかに政界に根を張っているかを見ると、それは電力会社や関連労組から支援を受けている議員が存在するというような単純な構造ではありません。たとえば、原子力発電所を再稼働させたいのは電力会社だけでなく、原発を造るメーカー、その下請け、工事を行うゼネコン、ウラン輸入に関わる商社、さらにそれらの企業におカネを貸している金融関係など多種多様であり、各々の業界から支援を受けている議員がいます。 また、それに加えて
野田首相の大飯原発再稼働について国民に理解を求める声明が発表され、それについての評価を東京新聞から求められた。 声明の全文を読まないとわからないので、全文のpdfファイルを送って貰って読んだ。 驚嘆すべき文章であった。 このようなものを一国の国論を二分しているマターについて、首相が国民を「説得」するために語った言葉として公開してよいのか。 私は野田さんという人に個人的には特に好悪の感情を抱いていなかったが、この声明を読んで「誠実さを欠いた人だ」という印象を持ってしまった。 その所以について述べたい。 そのためには、首相の所信表明演説の全文を読んでもらう必要がある。 【野田総理冒頭発言】 本日は大飯発電所3,4号機の再起動の問題につきまして、国民の皆様に私自身の考えを直接お話をさせていただきたいと思います。 4月から私を含む4大臣で議論を続け、関係自治体のご理解を得るべく取り組んでまいりまし
大飯原発は本当に安全なのか。 これまで保安院や原子力安全委員会は、原子力発電所付近の活断層について、ほとんど恒常的に、「値切って」きた。 つまり、活断層の存在を認めなかったり、活断層の長さを意図的に短くしたりしてきた。 活断層の長さは、地震の大きさに関係してくるので、活断層を短く想定すれば、想定される地震の大きさも小さくなる。 島根原発などは、直近の活断層の長さは、当初2kmだということにされ、それが批判されると8km、10kmと伸びていった。そしてとうとう22kmの長さの活断層ということになった。 活断層の長さが10倍になっただけでなく、保安院等は、これは自分達の調査でわかったことだと強弁する。しかし、実際は変動地形学者たちの指摘によってわかったことだ。 さらに問題は、活断層が「ない」ことにされている原発立地場所が少なくないことだ。 活断層そのものの上に何かを建設すると、活
「人を殺すぐらいなら自殺しろ」という言葉の傲慢さについて - デマこいてんじゃねえ! 僕もこの大阪府知事の発言は、「居酒屋のオッサンレベル」だと思いました。 でも、僕も同じ「居酒屋のオッサン」なので、共感してしまいましたし、僕の周囲にも、同じように「死にたきゃ他人を巻き添えにせずに、自分で死ね!」と言う人ばかりだったんですよね。 いやもちろん、そういう場では、とりあえず「そうだそうだ!」って言っていただけなのかもしれないけれども。 「人を殺すぐらいなら自殺すべき」これは個人の生き方についての話だ。もしも殺人もやむなしというぐらいに追い詰められたら、最悪の選択をする前に自殺したい――特定の条件を満たしたときにヒトはどのような行動をとるべきかを論じている。つまり個人の行動指針にすぎない。 「殺人も自殺も減らすべき」これは世の中のあり方についての話だ。事件はなぜ起きたのか、死ぬべきでない人がなぜ
「監視行動」というのもとてもものものしいのですが、なぜ東日本大震災の時に突然「紙コップの授乳方法」が良いものとして広められたかというのも、前回までの記事で書いたような「母乳代用品、哺乳びん、人工乳首の寄付ははたとえ善意であっても、誤った援助です」(「災害時における乳幼児の栄養」)という考えに基き、監視を行っている人たちがいるからと言えるでしょう。 おそらく「紙コップの授乳方法」を初めて知った方は、「もし哺乳びんが使えない状況でもこうやって飲ませられるのかという日頃考えもしなかった便利な知識に感動!」ぐらいの受け止め方で、メッセージを広めたのではないかと思います。 そのメッセージには「被災地に粉ミルクや哺乳ビンを送ることは善意でも誤った行動」というもうひとつの強力なメッセージがこめられていたことに気づいた方は、どれくらいいたことでしょうか。 <東日本大震災での監視行動> http://d,h
「市職員の常識は市民の非常識?」姫路市、残業だけで最高404万円… 兵庫県姫路市が課長補佐以下の職員に支給する時間外・休日勤務手当について、平成23年度に年額300万円を超えた職員が10人にのぼり、最高額は404万円に達していたことが12日、分かった。市職員給与条例に基づく支給で違法性はないものの、民間企業の労働者の年収が減少傾向にあるなか、支給額に上限がない“青天井”に市民から不満の声があがりそうだ。 働いた分の給与を支払うのは当然である。これは価値観とかの問題ではなく、法律の問題である。労働基準法違反を堂々と推奨しようというのだろうか、この産業経済新聞()は。 だいたい、「支給額に上限がない“青天井”」というが、(実際には公務員の人件費は予算で定められているため、予算の範囲内でしか支払われない、とも聞くが)、それはつまり「労働時間に上限がない」ということじゃないか。年間の時間外労働が1
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