ブックマーク / toyokeizai.net (4)

  • 向谷実氏の新幹線シミュレーターが凄いワケ

    列車の運転を映像や音で疑似体験できる「シミュレーター」。ゲームだけでなく実際の乗務員教習などにも使われる装置だが、なかでも実写による映像とリアルなサウンド、実物に忠実なシステムで知られるのが、鉄道ファンとして知られるミュージシャンの向谷実さん率いる「音楽館」が手がけたシミュレーターだ。20年前にパソコンゲームから始まったその技術は、プロの世界でも導入され、今では世界の鉄道関係者から注目を集めるまでに発展した。 今年7月に東京で開催された「UIC世界高速鉄道会議」。その会場で、海外のメディアや鉄道関係者から特に注目を集めていた展示がある。音楽館が開発したE5系新幹線のシミュレーターだ。 2014年秋にドイツ・ベルリンで開催された国際鉄道技術市「イノトランス」のJR東日ブースに展示されたのを皮切りに、マレーシア、インド、シンガポール、アメリカなど世界各国を回り、高速鉄道会議でも目玉となっ

    向谷実氏の新幹線シミュレーターが凄いワケ
  • 「オールブラックス」が海外で稼ぎ始めた理由

    米国シカゴで行われたイーグルスの試合に6万2000人の観客――。米国でこの人数となるとアメリカンフットボールの話のようだが、実はそうではない。イーグルスとは同国のラグビー代表のこと。昨年11月、このイーグルスの試合に、なんと6万2000人が足を運んだのである。 「強いもの好き」の米国人の心をとらえた 米国は“ラグビー後進国”。アメフトを筆頭に「三大スポーツ」と称される野球、バスケットボールに比べると、競技人口も少なく、人気はイマイチだ。にもかかわらず、当日の競技場の観客はほぼ満員。試合後のダウンタウンのレストランでは、多くのファンがラグビー談義に花を咲かせたという。 日もラグビーの話はあまり流行らなくなってしまったが、1980年代にはラグビーが花形スポーツと称され、改修前の東京・国立競技場で行われていた当時の大学ラグビーは、観客がスタンドを埋め尽くしていた。 スポーツでの国立競技場の観客

    「オールブラックス」が海外で稼ぎ始めた理由
  • なぜあの新興企業には人が集まるのか?

    三菱電機で、3つのダイヤを組み合わせた赤い「スリーダイヤ」が30年ぶりに復活しました。 国内のブランドロゴにスリーダイヤが復活するのは1985年以来。スリーダイヤの由来は創業者の岩崎彌太郎氏が、主人の土佐山内家(土佐藩)の家紋「三つ柏」をアレンジしてできた紋所。その後、明治、大正、昭和と重厚長大かつ高い技術力が必要とされるビジネスを展開して、スリーダイヤは日を代表するブランドに。 ちなみにスリーダイヤを三菱グループ以外で活用している会社があります。それは三菱鉛筆。三菱グループと関係のない会社ながら、いちばん早く商標登録しています。少々、紛らわしい話ですが、それだけスリーダイヤは魅力的なのかもしれません。 さて、話を戻しますが、三菱電機は1980年代にロゴを赤から青で「MITSUBISHI」とローマ字表記に変更。財閥系列の重厚長大イメージからの脱却を図りました。取り扱う製品とギャップがある

    なぜあの新興企業には人が集まるのか?
  • このままでは、日本はW杯に出られなくなる

    FCバルセロナやR・マドリーは「教会」 ――日にスポーツが文化として根付かないのは、何が原因だと感じていらっしゃいますか? 日ではスポーツが生活と密接な関係にないからでしょう。たとえば、宗教が絡んだ話になるけれど、ワールドカップで優勝したことのある国は、ブラジルもアルゼンチンもイタリアもドイツも、基的にみんな、カトリックなんです。 イングランドは一種のプロテスタントだけど似たようなもので、つまり、キリスト教では安息日を設けなければならないから、日曜になると商業施設や商店はすべて休みになる。 では、その代わりとして何が休日を過ごす人々の受け皿になるのかと言ったら、スポーツクラブなんですよ。だから日曜になると、家族や地域の住民が集まってスポーツをプレーすることに親しむ習慣が育まれていった。ワールドカップ優勝の背景には、そうしたスポーツ文化があるわけです。 でも、日には日曜にみんなでスポ

    このままでは、日本はW杯に出られなくなる
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