4月11日、イエメン南部アビヤン州ラウダルなどで、アルカイダ系勢力と軍の衝突が11日も続き、同勢力側の死者が少なくとも72人に上った。写真は軍の戦車(2012年 ロイター) [アデン 11日 ロイター] イエメン南部アビヤン州ラウダルなどで、国際武装組織アルカイダ系勢力「アンサル・アルシャリア(イスラム法の支持者)」と軍の衝突が11日も続き、同勢力側の死者が少なくとも72人に上った。地元当局などが発表した。 住民や当局者によると、ラウダルから約10キロ離れた山地で、軍の攻撃によりアンサル・アルシャリアの兵士30人が死亡。その後に発生した部族民との衝突でも、同勢力側でさらに27人の死者が確認されたという。部族民側の死者は3人に上った。 地元当局者は、ラウダルから約10キロ離れたUmm Aynでも、空爆により同勢力の5人が死亡したと明らかにした。一方、アンサル・アルシャリアは声明でこれを否定し
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